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「その人のため」ってなに?

こんにちは
自分と向き合うコーチ翔です!

今回も数ある記事の中から読んでいただきありがとうございます
あなたとの出会いに感謝いたします

今回は【「その人のため」ってなに?】についてを
お話ししたいと思います

これはどんな業界にも通ずることです
営業員が思う「あなたのため」
飲食店が思う「お客さんのため」
先生が思う「生徒のため」
監督が思う「選手のため」
トレーナーが思う「選手や患者のため」
親が思う「子どものため」
コーチが思う「クライアントのため」

みんなが「その人のために」という言葉を使っています
では、本当の意味でその人のためって何なのでしょうか?

一緒に深掘っていきたいと思います


「その人のため」に定義とは

まずは何をもって「その人のため」と言えるのかを考えてみましょう

例えば 学校の先生
相手はもちろん生徒ですね
先生が生徒のためにと思って伝えてはいるものの
なかなか生徒に想いが届かない場面ってよく聞いますよね
先生は試行錯誤して、いろんな伝え方をしているのに
生徒は「わかりました」と返事はするものの変化はない

例2 親
相手はもちろん子ですね
親が思う子どものためとは何を基準にしているのでしょか
物事との良し悪しや教育について
どんなものさしで測っているのでしょうか

他の例も同じです
監督も営業職も飲食も!!

ここでポイントなのは
「その人のため」の答えはこちら側が持ってるものではないことです

その人がどうしたいかはこちら側が聞かないとわかりません
だから、相手を知らない限り
どんなに相手のために尽くしたとしても
それはあなたが頑張ってるだけで相手の的には当てっていない
そんな現象が起きています

もしあなたが
保険の営業を受けた時
営業マンは心からあなたのためと思って商品を勧めてきても
あなたが求めていなければ聞く耳を持たないはずです

あなたも同じことを
目の前の人にやっているかもしれません

つまり
「その人のため」とは
こちらが決めることではなく、相手が心から願うことです


心から願うとは?

相手が心から願うことに寄り添うこと
その人のため」だとお伝えしました

では、心から願うとは何か
それは相手に問いてすぐに言葉にでることだけではないということです

あなた自身も
「どうしてその仕事をしているの?」と聞かれた時
咄嗟に出てくる言葉と
それについてお酒を飲みながら深く考えてから出てくる言葉では
全く異なる答えが出てくるのではないでしょうか?

聞かれてすぐに出る言葉だけが語ってるものではなく
その人自身が何を語っているかに焦点を当てることが大事で

【傾聴には3つの段階があります】

【傾聴には3つの段階があります】
1 内的傾聴
  自分の声にも相手の声も聞こえている状態
2 集中的傾聴  
  相手の言葉を一語一句聞き逃さないように聞いている状態
3 全方位的傾聴
  相手の言葉に出ていない心を聞く状態

例えば
言葉では「飲み会いけます」と言っていても顔が笑っていないとか
そう言った例を考えてみるとわかりやすいですね

目指すべきところは【全方位的傾聴】です
相手の言葉になっていない心を聞いてあげることが
相手が心から願う的を捉えることができるのです


【全方位的傾聴】をするために

結論から言うと
【相手に興味を持つ】ことです

その傾聴は
評価するためでも
調査するためでもなく
純粋にその人を知りたいという気持ちで聞いてあげる

居酒屋で友人の話を聞くとき
評価でも調査でもない
純粋に聞きたいから聞いている自分がいるはずです

相手はそれを無意識に感じます

純粋に興味を持ってくれるだけで
相手は自分のことをどんどん話したくなります
話してくれている中で自分自身で心の扉を開けて
本当の願いに辿り着くことができるのです

ただし、「これは本当の願いだよ」
とは言わないので集中する必要がありますよね
本当の願いとはその人自身も気づいていないことも多いです

ただ、会話の中にその人の心が映し出されているので
もともとないモノを探すのではなく
もともとあったモノに気づく、思い出すというイメージですね

知っておいてほしいこと

「その人のために」というあなたの素敵な心が伝わるために
知ってほしいことがあります

あなたの答えが相手の答えではない

ということ
あなたが「こうした方がいい」「こっちが絶対必要だよ」
といったあなたの物差しで測った想いは相手には伝わりません
ただ、悪気はないはずです
もし、そういう伝え方をした時に
相手が自分の思ったとおりに行動してくれなかったとしても
それは当然のことであって
あなたのことを信用してないわけではありません
あなたの答えと相手の答えが違かっただけなのです


最後に

みなさんどうでしたか?
何かのきっかけになれたでしょうか?

世の中には色んな”HOW”や”Doing”、【やり方】があります
仕事のやり方
スポーツのやり方
ご飯の作り方などなど

ただ、人と関わることには
”HOW”や”Doing”、【やり方】の前に
”Being”【在り方】が絶対に重視されます

どんなに正論を述べても
その人自身に信頼や安心がなければ
その正論は相手の心に届く前に消えてしまいます

まずはあなたの【在り方】について
自分と向き合いながら見つめ直すきっかけにしてほしい

という想いで書かせていただきました

どうかみんなの人生に豊かさを


ご連絡はこちらからお願いします

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