デザイナーになりたいと思った原点
仕事をやめてからイラスト書いたり、文章書いてたり、仕事探したりしている中で最近ではデザイナーになりたいという想いが強くなってきました
なんでなりたいと思うようになったのかについてはまた別のときにでも話すとして、今朝思い出したいことが合ったので今日はそのことについて書きたいと思います
今朝の話なんですが、昨日寝るのが21時だったせいか、今朝起きた時間が午前3時という笑
まあ、めっちゃ早い時間に置きてしまったわけですよ(そんな早い時間に寝たらそうなるわw)
でも、この時間の布団の魔力ってすごいものでしてね、まあ1時間たっても僕のことを手放してくれない。この時僕は布団と付き合いたいと本気で思いました。(ああ、布団大好き)
で、このままじゃまずい!と思って、「よし、走ろう!」と思ったわけです。それで走っている内に「体力なくなったなあ」とか毎度思うことを思ったりして、そんな中でふと「自分がどうしてデザイナーになりたいんだろう」、「デザイナーでも地域活性化とか、地方のために何かしたい」と思うようになったんだろうと思いました。
この前も、初めてあった人に「自分は地方のために何かしたい、そのためにデザイナーになりたい」と想いを伝えました。どうしてなりたいのか聞かれた時にふと口からでました(絞り出すように)
ここははっきりしますが、自他共に嘘をついてはいません。その場でつくった嘘ではありません。
それから、「なんで自分は地方のために何かをしたい」と思うようになったんだろう。「その原点はなんだろう」と考えるようになりました。
それで、ふと今朝にその問が頭に浮かんできて昔あったことを思い出しました。
僕の実家は東京に近い埼玉県にあります。いわゆるベッドタウンというところです。東京には住みたくないから、東京まで近い土地に住みたいという人が増えています。最近では駅前におっきなマンションをいくつもたてており、それは駅前だけでなく駅まで自転車で通える土地には一軒家とどんどん人を誘い込む準備をしています。
僕が大学生の頃、自転車で駅までいく途中に森を突っ切る道がありました。木のトンネル用な道です。夏は木々が影を作り涼やかな空間をつくり、夏の朝にウォーキングやランニングをする人の人気スポットになり、夕方にはひぐらしの音色が夏の夕日を演出してくれます。それを目当てにその地域に住む人はよくその道を通るほどです。そこでみんな友達とばったりあったりとかして立ち話なんてのはよく目にする光景です。
そんな木々がつくってくれる空間が本当に大好きでした。通学なんて関係なく、その空間を味わうがためによく歩いていっていました。
しかし、突然その森を伐採することが決まったらしく、僕はいつの間にか変わり果てた森の姿を目にしました。今まで自分が居場所としていた場所を奪われる気持ちを感じました。なんのためらいもなく切られていく木達、その姿を見る度に強い怒りを抱きながら通り過ぎていました。自分には何もできないのか、自分は無力なのか。ぐるぐる考えました。これに関わる企業は事前にこの場所が地元の人達にとってどんな場所なのか本当に理解しているのか。この場所を何日も見に来たのか。朝昼夕夜、一日この場所を見ていたのか。ここに住む人たちのことを本当にみていたのか、考えていたのか。強い強い怒りを抱いたことを覚えています。
森を切り倒し、出来たのはただの一軒家。なんにも感じない一軒家。他にも余るほど土地はあるというのになんでここに立てる必要があったのだろうか。その土地の所有者が金欲しさに売ったのだろうか。今となってはわからない(調べればいけるかもしれないが)
その家に住もうとしている人はなんの気もなしに住んでいる。その姿を見る度に嫌気が差したりもした。
その時自分は、自分だけはこの居場所がここにあったことを覚えておこうと決めました。その場所を通る度にこの気持を思い出せるように。
恐らく、この時にあった出来事、この時抱いた気持ちがあったからこそ、自分は今デザイナーになりたいと思うようになったんだと思う。まだ残ってる、その土地に住む人にとっての居場所を守りたい。そのために僕はデザイナーになる。
今、働きながら学校に通うことを検討しています。
一年後、働きたい会社も見つかり、やりたいことも見つかり、それまでにやっておきたいこともたくさんあります。
この原点をどんなときでも思い出せるよう今日はここに残しました。
何もないと思っていた自分にも強い思いを抱いた原点があることを認識できて本当によかった。
この気持ちを胸に、僕は一流のデザイナーになる。
待ってろ、日本
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