Netflix「あいの里」は大人の恋のドキュメンタリー（ネタバレなし、概要と感想）

Netflixで、「あいの里」見ました。
全18話。

あいのりと同じで、知らない男女が集まり、
ラブワゴンならぬ、ラブハウスで、
お互い探り合い、愛の鐘を鳴らして告白する、という流れです。

何が違うかというと、
参加者に年齢制限があり
35歳から60歳。

大人ですね。

社会人になってから結婚するまでの恋愛市場を
ファーストマーケットと呼ぶ（呼ぶのか？）なら、
これは、一旦結婚して、子育てが終わってなのか、
途中なのかで離婚した人や、
これまでに恋愛もしたが成就しなかったような人が集まる、
セカンドマーケット、或いは人生最後のパートナーを探しに来ている人もいたので、ラストパートナーマーケットと呼んでもいいのかもしれない。

そういう人たちが集まるので、
色々濃ゆいんですね。

好きなだけで恋愛してた20代とは全然違う領域。
見た目が好みー、とかそんな簡単なもんじゃありません。

その背景に家族の問題があったり、
子供と相性が良いのかな、とか、
色々考えることもあるんですね。

でも、確認事項は分かっているし、
相性もどういうところを確認すればよいか、
というのは経験があるので、逆に言うと、
そこを確認すればよい。

あとは、告白してみて、実際に外の世界に出て、
そこでどうなるか、というのを見てみればよい、という感じ。

この中で面白いなーと思った人は、
妄想ばかりしている人。
好かれてる妄想だから、どうしようもない。手に負えない。
でも、誰も傷つけるわけじゃないから、見てる分には楽しい。

逆転でのカップル成立も幾つか出てきたので、
大人の恋愛って、アプローチをちゃんとしているとか、
気になる所はちゃんと質問して積極的に動ている人の方が、
成就しやすいのかな、とも感じました。

暴走してしまって、早とちりで行く人もいますが、
それはそれで面白い。そういう恋愛スタイルなんだろうなと思う。

大人の恋愛というのも、面白いもんだなーと見てて思う。
高齢化が進み、離婚も見込んであることも珍しくなくなってきた昨今、
実はセカンドマーケット、ラストマーケットというのは、
広がってきているのではないかなと思う。

婚活ならぬ、再婚活やパートナー活（長いｗ）のような、
目的別の婚活パーティ市場がもっと盛り上がれば、
ハッピーな大人たちが増えそうだな、とも思いました。

お時間ある方は、是非ご覧くださいませ。