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桃太郎を応援してくださる全てのみなさまへ

日頃より桃太郎を支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、各自治体や協力企業の皆さま、桃太郎にかかわる全ての皆さまへ、いつもご声援とご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

さて、桃太郎は生誕20周年を迎えた今シーズン「Peach Dream~共鳴~」のスローガンを掲げ、鬼ヶ島に本拠を構える鬼たちの退治を目指してきましたが、いまだそれを達成することはできていません。桃太郎生誕以来の悲願とも言える鬼退治のミッションを達成することができないのは痛恨の極みであり、大変申し訳なく思っています。

いまだ夢を叶えることのできない状況の中、ステークホルダーのみなさまには多くのご意見を頂戴しており、厳しいながらも愛のあるお言葉の数々に責任を強く感じております。こういった状況の中でも支援をいただき、叱咤激励、熱いエールを送っていただくことは、何ものにも代えがたい宝物であると心より重ねて感謝申し上げます。

鬼退治のミッションを達成できない原因について分析したところ、1つの大きな要因として、攻撃力の不足があることがわかりました。我々にも犬、猿、雉という強力なアタッカーがおりますが、大量の鬼たちの堅固な守備を崩すには十分ではなかったのです。これは私たちの当初のビジョンの甘さを示すものであり、編成の不足であったことを認めざるを得ません。

この分析を伝えたところ、犬、猿、雉は自主的にミーティングを行い、長時間の議論を重ねました。彼らがお互いに忖度せず真剣に話し合うことで、チーム桃太郎の絆はより一層深まったと思います。そのミーティングの結果、各自の成長がさらに必要であるという結論に至りました。各々が日々の生活から反省点をピックアップし、個性をブラッシュアップしていくことで、反転攻勢への礎としたいと思います。

また、個々の成長だけでなく、緊急補強の道も模索していきます。現在の犬、猿、雉に加えて、さらなる戦力を追加することで、より強固なグループになれると固く信じております。場合によってはメンバーの入れ替えということもありうるかと思いますが、ワンチームとしてまとまっていくために必要な措置であれば、我々は苦渋の決断もする覚悟です。そのために必要なきびだんごが圧倒的に不足していることは、みなさまもご存じの事かと思います。重ねてのお願いで恐縮ですが、みなさまの更なる支援をお待ちしております。

今年は、5年前より掲げていたトータルスローガン「熱桃~NOW or NEVER」の下で遂行してきた5ヵ年計画の5年目に当たります。計画の集大成とも言える今年には、ぜひとも鬼退治という大きな目標を成し遂げたいと考えています。創業者の第一代桃太郎の残した言葉「Be Brave, Be Crazy」という言葉は我々のDNAに刻まれています。この言葉を胸に秘め、スタッフ一同一丸となって、しっかりと残りのシーズンを粉骨砕身、努力して参る所存であります。

我々にとって、鬼退治は最終目標ではありません。それは桃太郎の理念である「村のみんなが笑って暮らせる」ということへの、通過点でしかないのです。もしその理念が実現できるのであれば、鬼退治は必ずしもマストなタスクとは言えない場合もあるかと思います。我々としてはそういった新しい道をフレキシブルに模索しつつ、全員にとってベストな選択肢をともにみなさまと実現していきたいと考えています。

最後になりますが、ファン・サポーターの皆さま、クラブにかかわる全ての皆さまにおかれましては、最後まで桃太郎たちに熱い声炎を送っていただくよう重ね重ねお願い申し上げます。どんな苦しい時でも、みなさまの声炎こそが、最後の力となるのです。そして、未来に向かう桃太郎を共に創り上げてまいりましょう。

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