見出し画像

壁掛けテレビをDIYしてQoLを上げる(作成編)

一人暮らしおしゃ部屋実現のための壁掛けテレビDIY、準備ができたのでいよいよ作成です!ディアウォールをベースに作っていきます。

準備編はこちら!

1. 地震対策

壁掛けテレビを実現するにあたり一番心配だったのが地震。ディアウォールを信頼したいものの、なんせ10kgを超えるテレビを掛けるため、万一大きな地震で少しでもズレたら倒壊しないかな…とビビってました。

横揺れは2×4材の枠組みで大丈夫だと思ったのですが、前後に揺れたときにテレビの重さも相まって倒れないかな…と。もちろんディアウォールでかなりがっちり固定するのですが、リスクは極力排除しておきたい。

色々調べた結果、地震による転倒対策に使用したのが突っ張り棒が落ちない君

もともと突っ張り棒が下に落ちないよう、壁に固定するストッパーのようなものなのですが、こちらを天井に固定することにしました。

予め寸法に合わせて付箋で位置合わせをしておき、無心でホッチキスを天井に打ち込んでやります。

写真のように落ちない君を設置し、その下にディアウォールを固定することで、前に倒れそうになってもストッパーとして働いてくれるのでは、という算段。固定方法も錆びないホッチキス針を使用するため、賃貸でも跡がほとんど残らずばっちり。

実際に設置後、震度3くらいの地震が3度ほどありましたが全くズレてませんでした。やれば出来る子落ちない君。YDK。


2. 枠組み設置

地震対策ができたので、早速2×4材とディアウォールを使って枠組みを組み立てていきます。

柱や梁には予め寸法に合わせて固定位置の目印をつけておいたり、ネジ穴を空けておきます。ディアウォールで柱を立てた後に、梁に当たる部分をあとから固定していく、という流れです。パーツ自体は少ないのですが、思ってたのと違った!となることが多く、時間がかかります…

なんとかできました!下2本の梁はテレビを掛ける用、上1本は固定用です。また左右非対称なのはもともと持ってた部材を流用したためです。ただこの左右非対称を活かしてこのあと棚を設置します。

ディアウォールによるDIYの記事は他にも複数あるので、壁掛けテレビを作る観点でのポイントを2つ。

①電動ドライバーに課金する
②テレビ固定用のパーツはケチらない

①ですが、がっちり固定するべくネジの量がかなり多いため、ネジ穴空けやネジ締めのために電動ドライバー絶対買ったほうが良いです。コーナンで売ってる1,000円くらいのドライバー+安物のドリル刃セットで十分。手作業に比べて圧倒的な時短になります。あとはDIYやってる感が出て楽しい(これ大事)。

また②ですが、10kgを超えるテレビを固定する土台になるので金具は吟味しました。せっかく耐震補強しても金具が曲がると元も子もないですからね… 下記は途中の写真ですが、ゴツいL字金具で重量を支え、薄いT字金具で前方向の重さを支えてる構造にしました。  

枠組みができたら、Amazonで購入した壁掛けテレビ用の金具を固定して完成です!水平を水準器(iPhoneのアプリでOK)で図りつつ、左右のバランスを見ながらネジ止めしていきます。2,000円くらいのものを購入しましたが、付属ネジがとても長く、安心感ばっちりです。

この時点で試しにテレビをかけてみました。

うーーーん良い感じ。Smiles for All!!

さらに後ろにApple TVやテレビ録画用のHDDを隠しておきます。壁紙を後ほど貼りますが、これらはあとから取り出せるよう、正面から見えない部分を空けておきます。

壁掛けしたことに満足してしまい、このまま1ヶ月以上放置してしまってました。

3. 壁紙貼り付け

ここからおしゃ部屋にさらに近づくために、壁紙を貼り付けます。用意したのはのり付き壁紙プラスチックダンボール。普通の壁用の壁紙をプラダンに貼り付けて固定することで、軽量かつ簡単に壁を作ることができます。

本当はベニヤ板等の木材を固定するほうがきれいに仕上がると思うのですが、重量に耐えられるか不安だったことに加え、作成&メンテナンスの容易さを考え、上記手法をとりました。

用意したプラダンを寸法に合わせ切り刻み、壁紙を張っていきます。表面に加えて側面用の壁も作っておきます。プラダンの寸法に合わせて枠組みの寸法や壁紙の長さをあわせておいたので、極力カットが少なくすみました!空気をしっかり抜きながら貼ることがポイント。

プラダンにしっかり壁紙が貼り付くか心配だったのですが、一晩置くとしっかり貼り付いていたので安心。一応プラダンの端を折り返して貼ることで、剥がれ対策をしておきました。さらに上からネジで枠組みに固定するため、剥がれることもなく安心です。

また、カットする際に配線用の穴をあわせて作っておきました。このタイミングでHDMIや電源等の配線を這わせておきます。壁紙や棚を固定してしまうとあとから調整するのが大変。

壁紙の貼り付けが終わったら枠組みにネジて固定します。

完成までもう少し!!


4. 棚取り付け

せっかく壁を作るんだから、棚なんかも設置してみたくなるものです。テレビに接続するプレーヤーやNintendo Switch、オーディオアンプなんかを置けるよう、棚を作りました。

1×4材を2枚並べると、IKEAで販売しているおしゃれ棚受けにジャストサイズです(1mmはみ出るくらい)。壁紙の下の柱に棚受けの位置を合わせ、ネジで固定していきます。左右非対称の柱がここで活きてきます。


5. 完成!

DIY部分は完了したので、あとは仕上げをして完成です!

突然ですが間接照明って憧れませんか?テレビの裏が間接照明で照らされるのをどうしてもやりたくて、これを機に実現しちゃいました。用意したのはIKEAのLEDテープ。

これをテレビの裏に貼るだけです。簡単。

USB給電なので、本当はテレビに連動してON/OFFされるのですが、なぜか待機中も光ることがあったのでUSB充電器から電源をとるようにしました。

仕上げに時計や観葉植物(100均)を配備し無事完成!!

テレビや映画を楽しむのも、みんなでスマブラ大会をするのも、YouTubeを垂れ流すにも最高の環境ができました。完全に自己満足です。いいんです。

ちなみに部屋の電気を消して間接照明のみにするとこうなります。

おかげさまで夜お酒を飲みながらAmazon Primeが捗りまくってます。


今後ニューノーマルの生活様式の中で、必然的に家で過ごすことが多くなる中、QoLを上げるためにテレビを壁掛けしてみてはいかがでしょうか。おうち時間が楽しくなること間違いなしです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?