お説教おじさんとの関わり方

会社が嫌になるのは人間関係が多いです。人間関係は、「人や行動をパターン化して、むやみに悩んだり思考したりする回数を減らす」とラクになっていきます。

今日は、お説教おじさんとの付き合いが楽になる方法の一つです。

どうしても怒りたいお説教おじさん

お説教おじさんというのは、「怒りたい」生き物です。何をしても怒られます。選択肢は「怒られ方」のみです。

ここ大事なんですけど、「怒られないようにする」のは無理なんです。絶対怒るから。
だから、選択肢は「怒られ方」であって、「怒られない」選択肢はないと覚えましょう。

疲弊する時って、「怒られない方法」があるって間違えて頑張っちゃう時です。
そもそも他人なんてコントロールできないので、本当に自分の心がすり減っていくばかりです。

なので、「この人は怒る生き物だ」と割り切り、「なにをしても怒られるんだ」と思うと、怒られないようにと悩む必要がなくなります。

怒られ方フローチャート

怒られない選択肢がなく、怒られ方のフローチャートみてみましょう。

例えば、こんな例。「来週のアポの資料、今週中に見せてね!」と明日言われたとしましょう。

①スピード重視派のあなたは、完成度7−8割で言われた日に提出。おじさんは、「もっとよく考えろ!!1日で仕事終わるほど甘くねぇんだよ!」と怒ります。

②質を重視派のあなたは、完成度99.9%で金曜日の朝に提出。おじさんは、「直前で出されたら修正する時間ねぇだろ!足りないアタマで考えても仕方ないんだからもっと早く出せ!」と怒ります。

③ツイッターでサラリーマン垢を研究し尽くしたあなたは、指示を受けた日に方向感を確認、次の日には資料イメージをざっくり共有し提出日も連絡、きっちりと木曜日には仕上げて金曜日に修正して完成!みたいな対応をします。(ここ正論の世界観であれば「さすが!」となるのですが)おじさんは、「いちいち聞いてくるな、今週見せてくれればいいんだよ!」と怒ります。

このフローチャート、取った選択肢で怒られ方が違うだけで「怒られる」という最終結果は変わりません。何をしても怒られるフローチャートはサラリーマン界ではよくあります。

働き方本では、正しい進め方をしていれば怒られないみたいな書き方をされますが、そんなやり方が通じない人はいます。

そこでイチイチ悩んでいては心がすり減るだけです。「怒られる」というオチが用意されたコントです。
選択肢は「怒られ方」のみです。だったら、少しでも自分の怒られ方を面白くするか、納得いくものしましょう。

それでモノマネでもして今日はこうやって怒られた!と家族や友人に話しましょう。

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