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【宗教】あなたはどのくらい知ってる?ヒンドゥー教

ヒンドゥー教の信者は11億人とされている。

インド人の人口は14億人である。
インド人のほとんどがヒンドゥー教を信仰している。

ヒンドゥー教とはなんだろうか。

ヒンドゥー教でまず思い浮かぶことは、
カースト制度だろう。

日本の学校でも存在するカースト制度。
皆さんも聞いたことがあるだろう。

陽キャなどの人気者が上位、地味目で目立たない陰キャが下位に属するという制度だ。
上位者のいうことを聞かなければいけないという空気感が存在する。

ただこれは目に見えないものであり、日本では規則ではない。

が、ヒンドゥー教信者はカースト制度という身分制度が残っており、それを守る風潮がある。厳格な身分制度があるのだ。(今は法律で禁止されている。あくまで風潮である)

この制度は
親の身分と同じ身分を守る、親と同じ職業を受け継ぐ、というものだ。親が農家だったら子も農家、というようなものだ。
もともとバラモン教のバラモン→クシャトリア→バイシャ→シュードラという身分制度の影響を受けている。

また男尊女卑の考え方も残っている。

それから輪廻の考え方もあるのだ。
これは今世で頑張れば来世で今よりも高い地位につける、という考え方だ。
この輪廻の考え方により、人々は身分制度にしたがっているのだろう。

こう考えると、ヒンドゥー教は厄介な宗教だと思える。
それゆえ、インドやネパールなど一部の地域でしか信仰されていないのだろう。
ただ今後もインドの人口は増え続ける。
ヒンドゥー教信者も増え続けるだろう。

我々もヒンドゥー教について深く知っておくべきかもしれない。

【まとめ】ヒンドゥー教の特徴
①カースト制度
②男尊女卑
③輪廻転生