歩行瞑想を終えて(義父の補聴器)

たくちゃんコーチです。
久しぶりに140字を超えて書きたくなったのでこちらへ。
おさんぽをしている時は自然と思考が空っぽにすることができるので、瞑想に例えて歩行瞑想と呼んでいます。

いつものコースを歩いていくと、こんなものが落ちていたりします。

路上に謎の果物らしきものが

梨なのか瓜なのか定かではありませんが、そんなハプニングも楽しみながら鳥の囀りや川の流れる音を聴き、雨上がりの空気の匂いを感じていきます。

つまり歩行瞑想とは歩きながら感覚を研ぎ澄ませていく行為なのです。

雲に空を塞がれたような景色の中を歩き終わってから、感覚を研ぎ澄ますということについて改めて思うことがありました。

最近義父の耳が遠くなったようで会話の中でもよく聞き返されるようになり、不便を解消するために今週から補聴器を着けてもらうようにしました。安い買い物ではなかったので、着けてもらってからしばらくして感想を聞いてみると…

「これを着けてから、ここのところまったく聞こえなかった鳥の声がチュンチュンと聞こえるようになったんだよ」

と満面の笑みで語るのです。
より人生が豊かになったような感覚が伝わってきて、補聴器を買って本当によかったと思う瞬間でした。

人の五感はどれも大切なもので、自分の感覚についてもより研ぎ澄ませておきたくなった、そんな出来事でした。

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