創作の源泉

いちばん創作がはかどるのは失恋した時です。

満たされた状態が続くと、ハングリー精神のようなものなのか、創作の源泉も枯れやすくなります。

カーペンターズだって

Because the best love songs
Are written with a broken heart

つまり「最高のラブソングは失恋した時に書けるもの」だと歌うのです。

もともと作詞を主としてきた私には理解できる気がします。

訴えたいことがあるから何かを”創る”行為に情熱が注げるのでしょう。

しかし、真の創作はそれではいけないとも思います。

心持ちが穏やかで足るを知っていても、なお表現をあきらめないことが必要なのです。

私は自称”創作家”ですが、この壁をまだ乗り越えてはいません。

創作活動をする人は、一度自分に問うてみてはいかがでしょうか。

何を原動力に創作をしているのか、もしそれが不満から来るものなら、それが満たされても創作を続けられるのか。

そうすれば、新しい境地に達することができるかもしれません。

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