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【カリギュラ効果】ダメって言われたらやりたくなる心理について

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やったらダメ、分かってはいるけど、ついやりたくなる・・
これを「カリギュラ効果」と言うそうです。

先日、深夜のラーメンは体に良くないから絶対やめた方がいい、と言われたその日の深夜にラーメンを食べてしまいました。そのときに、 なぜ、人は「ダメ」と言われれば言われるほどやってしまうのか? が気になり調べてみたところ、そういう心理現象のせいだということが分かりました。
今日は、その「カリギュラ効果」について調べたことをまとめようと思います。


◆カリギュラ効果とは?

「カリギュラ効果」とは、強く禁止されると、余計に興味が強くなってしまう心理現象のことです。
1980年に公開された映画「カリギュラ」が由来となっています。その映画は、内容が過激すぎるということで一部地域では上映が禁止になりました。ところが、上映地域が制限されたことによって、人々の興味関心が強まり、上映地域にまで足を運ぶ人が多くいたことから、そのような心理現象があると提唱され、「カリギュラ効果」と言われるようになったそうです。

◆カリギュラ効果の活用事例

「カリギュラ効果」は、対象に「制限」を与えることで、それに対する「反発」を誘発させます。これは、マーケティングなどの分野でも活用されているそうです。
一番多いのが「○○限定」というキャッチコピー。会員以外見れません、この地域でしか買えません、先着10名様までしか手に入りません、という「制限」をかけることで、見たい・ほしいという「反発」する心理を誘導しているとのこと。

ちなに、私が「カリギュラ効果」で真っ先に思い浮かんだのは【 ダチョウ俱楽部 】さんの「 押すなよ!? 絶対押すなよ!!? 」です。笑

何故か、ケツメイシ【 友よ ~ この先もずっと・・・ 】という曲のMVにも登場しているこのお決まりネタも「カリギュラ効果」を活用している事例と言えます。
ここまで必死に「押すな!」と禁止されると(上島さんが本当にいい表情してます・・!)もう、「押してくれ!」と言っているようなものですよね。

◆カリギュラ効果の悪い例

「カリギュラ効果」を使うことで悪い方向に作用してしまうこともあります。それが「子供の教育」と「ダイエット」です。
純粋で好奇心旺盛な子供に対して「○○しちゃダメ!」なんて言ってしまえば、なんでダメなんだろう? やったらどうなるんだろう? と余計興味を持たせてしまいます。
ダイエットも「糖質を取っちゃダメ」というと、糖質を気にしだして、ますます食べたくなってしまう心理を引き起こします。

◆まとめ

「カリギュラ効果」は、よい方向に活用できることもあれば、悪い方向に転んでしまうこともある・・ということが分かりました。深夜ラーメンに心が傾きそうになったときは、この「カリギュラ効果」のことを思い出して、自制していけるようになるといいな・・。

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