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SEOライティング初心者がつまずく5つの壁。課題把握のチェックリストに

どうも、たくろーです。

企業メディアで編集長をしつつ、家ではブログを書き、たまに企業様のご依頼でwebライティング講師をしながら暮らしています。

今回はSEOライティング初心者が中級者に上がるまでに必ずつまずくであろうポイントを解説します。

ちなみに僕のブログで書いたSEOライティングの解説記事は「SEOライティング 初心者」のKWでGoogle検索5位を獲得した実績があります。(2021年5月の情報です。今、変動してたらすみません)

しかしコレはあくまで「完全なる初心者向けの内容」で、少しSEOライティングを学習し始めた方は次の段階に進む必要があります。

本noteでは数々のwebライターをディレクションする中で感じた経験則をもとに、SEOライティング初心者が陥る5つのポイントをまとめました。

現状の課題を把握し、正しい努力をするためのチェックリストとしてご利用ください。

(僕が新人ライターに教えるとき用のメモでもあります)

1. その対策キーワードに対する考察が浅すぎ

みんな対策キーワードに対する正しい答えを書こうとします。しかし正しい答えは既にネット上に転がっているので、我々が書く意義がありません。

ユーザーが求めているのは、独自の考察を交えた、より本質的な答えです。(じゃないと、世の中はwikipediaや広辞苑だけで良くなります)

例えば「写真を撮る 英語」なんてキーワードで検索した時ですら、正しい答えとともに「とある地方ではスラングでこんな表現をするよ」なんて独自の文化を教えてくれたりします。

SEOライティングで成果が出ない場合、この「考察が浅すぎる」という理由が10人中8人くらいを占めます。

2. 「ユーザー属性」を都合よく設定しすぎ

ラッコキーワードやキーワードプランナーに表示されるキーワード群は、全て実在する誰かが検索した言葉です。あくまで「過去にそのキーワードで検索した人が誰なのか」と考えて、その人に記事を届ける必要があります。

しかし少しSEOライティングに慣れてくると「うちのサイトのペルソナはこうだから、こんなユーザーに届けよう」と、自分たちの都合で考えるようになってしまいます。

そうではなく、あくまで「本当に困って検索しているユーザー像」を考えた中で、より自メディアのペルソナに近しい人に向けて書く必要があります。

でなければ、別に困ってない妄想上の人物に向けて喋るようになり、誰にも響かない記事になってしまいます。

3. ユーザーが検索した「きっかけ」を考えてなさすぎ

僕たちは必ず何かの「きっかけ」があって検索行動をします。

しかし多くのSEOライティング初心者は、対策キーワードを「点」で見てしまい、ユーザー行動という「線」で考えません。

対策キーワードにより検索するタイミングやきっかけは必ず違い、それによってどこから説明すれば良いのか変わってきます。

「そのユーザーがそのキーワードの前に何を調べ、何をどの程度知っている段階で対策キーワードを検索窓に打ち込んだのか?」

という視点を持つと、webコンテンツによるユーザーとのコミュニケーションがスムーズになります。

4. 「体験談」の意味を履き違えて「自分語り」しすぎ

体験談は「根拠づけになる」「ユーザーが自分ごと化しやすくなる」という意味で大切ですが、ただ入れれば良いというわけではありません。

「体験談」という体裁の記事は便利ですが、設定から結論から何から自分目線で進めてしまうケースが多いのが問題です。その結果ユーザーを置いてけぼりにした記事になると、ただの「自分語り」になり、離脱される未来しか待っていません。

「体験談」という形で記事を制作するのは、あくまで手段です。ユーザーが自分ごと化しやすいように「体験談」という形をとっているだけであり、やるべきことは「ユーザーが知りたいことを知りたい順番で話す」ことです。

あくまでユーザーが知りたいタイミングで、知りたいことだけを体験談として入れると良いですね。

5. 上位記事を参考にしすぎ

SEOは椅子取りゲームです。既に評価されている情報を、なんとなく表現を変えて書いたところで評価されません。

検索上位にある記事よりもクオリティが高く、ユーザーニーズとマッチしており、独自の視点を持っており、より本質的な情報でなければ上位はとれません。

特に「書くのが目的」になってしまうと、結局既存の記事と同じようなことしか言ってない量産記事が出来上がることになります。

あくまで検索上位を獲得するのがSEOライティングを用いる目的ですので、そこは履き違えないようにしましょう。

まとめ

今回はこんなところです。

SEOライティングの基礎を学んだ上で成果が出ない人の問題点は、大体この5つのどれかに属します。

ここからさらに人それぞれの書き方のクセや勘違いしているポイントを掘り下げていき、解決することで一皮剥け、成果が出るようになります。

SEOライティングで成果が出ない原因のチェックリストでした。

ぜひ僕のブログも合わせてご覧ください。


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