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【Nulbarich】最推しのバンドが活動休止発表した話。

仕事がくそ忙しかったとか新しいこと始めたとか、書かない言い訳は腐るほど出せるけど、一言で言えば怠惰です。

ここ数日はタイトルの通り、僕の1番好きなバンド「Nulbarich」の活動休止発表が2/7のライブで発表されたことで、仕事以外の時間はなんか力が抜けていました。
昨日、今日とお休みの中少し仕事を進めたりもしていたのですが、なんかぼやっと頭にいる。であればここに書いちゃおう。

2017年秋冬くらい、新卒1年目。結成から1年くらいのタイミングで、Apple Musicのオススメで流れてきた
Nulbarichの「NEW ERA」で、なんか良いな〜とか思いながら当時出ていた1枚のアルバムと2枚のEPを聴きまくる。
3月に2枚目のアルバムが出て、購入。久しぶりにCDをフィジカル入手。初回限定のライブ音源が素敵すぎて。
と思っていたら4月に行けそうなライブが。
当時は彼らを知っている人が周りにいなかったので、緊張しながら始めての1人ライブ参加。
それまでロックとか流行りのポップスのライブしか行ったことがなかったので、何この音が気持ち良すぎるライブ。知らない感覚すぎる…!って驚いたっけ。

それまで聴いてたロックバンドは、気合い入れたいときに燃やしてくれたり、悲しいことがあったときにガツンと没入させてくれたりが多く、熱い音楽を聴いていたのだけれど、
Nulbarichの音楽は「まあ一服しなよ」「今日良い感じじゃん」くらいのテンションで深いとこに入ってくるような感覚でした。以前の趣味と比べると、こういうの聴くようになったんだなーって、なんか大人な気分。
そっから、酸いも甘いも経験してきた社会人生活で、おそらく毎日1曲くらいは聴いてたんじゃないかな?と。

ライブハウスで、野外で、小さな箱から大きな会場まで、いろんなところで見ることができて、
音源とは全然違うアレンジが聴けて、ライブでは恥ずかしげもなく身体揺らして踊って跳ねて。

彼らのおかげで、いろんな音楽に触れたり、ファッションの趣味が少し変わったり、遠征行ったり。社会人になってからの“1人の楽しみ”は、ほとんど彼らが作ってくれたのではないかな、と。

友達と何度かフェスに行ったら一緒に見てくれて、
「Nulbarichめっちゃ良いじゃん」
「フロントマン超かっこよかった」
とか、僕が行けなかったときにも、
「おまえが推すからNulbarich見てみたよ〜楽しかった」
とか言ってくれて、そんなんがなんか嬉しかった。笑

「そんだけのめり込めるバンドがいるの羨ましい」
とも、最近ちょいちょい言われて。
あー確かにな、なんて思っていたのですが。

今回はツアーファイナルのみで、いよいよその日が来るぞとか思っていたら、前日に休止を匂わす投稿。
そしてライブ中正式に、年内で活動休止と発表。

休止と言いながら目の前でガッツリ演奏している本人たちを見て、その日は何か理解が追いついてないまま最後まで。けどやっぱ泣いている人もたくさんで、本人たちも気づいてて、悲しい空気は流れ続けていて。
次の日も追加公演。今日は笑ってパーティしようぜといつにも増してノりきってたのに、終盤の初期曲で涙。なんか、やっと涙出たんだ、って感覚でした。

翌日は忙殺されきっていて、土曜は友人たちと新しい取り組みの準備だったので、あんま思い出さずに過ごせたのだけれど、
日曜、そして今日の連休中は、全然活力が湧かずでした。

日曜日、他のバンドのライブに行ってみました。
気になっていたバンドと、何度か行ってライブがすごく楽しかったバンドのツーマン。
楽しみで取ったのに、なんか気持ちが入らず仕舞いになってしまった。
いや、楽しかったし聴きたい曲も聴けたんだけど、どこか物足りない気持ち。
Nulbarichのライブという帰る場所が無くなってしまうから、感じたこと。帰る場所があるって幸せだったな。
昨日の演者の方々に申し訳ない。(何度も書くけど、ほんとに良いライブでした…!)

まだ日が浅いからかもしれない。
だけど、来年から今までみたいに気軽にライブ行こうかな、って思わなくなってしまうのかもしれない。
強がるように、新しい推し見つけなきゃ〜とか言ってみるものの、それは今年やることじゃないのかも。

オタク界隈には、“推しは推せる内に推せ”なんて言葉があるらしいけど、まさにこれです。

しゃがみ期間がどれくらいか分からないけれど、年齢的に再開時にどんな生活しているかが全然予測できない。
だから今のうちに彼らの音の重さと心地よさを存分に浴びておきます。

今年ファンとして出来るのはさ、悔いのないように見れるときは見に行って、年末のパーティのときに恥じない自分でいるようにいろいろ頑張り続けるしかないね。
そして気長に再開を待つよ。

構成もクソもないような文章でしたが、残したいことでした。

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