就活を始めた後輩に捧ぐ。

こんばんは。かなり久しぶりの投稿です。

今日は平日なのですが、いっちょ前にお酒を飲みに行きました。すみません。

一緒にお酒を飲んだ後輩は、今年大学3年生。真面目に就活を始めて、髪の毛が黒くなっていました。悲しいような、誇らしいような。

思えば3年前、サークルの合宿で初めて話した後輩も、今や就活だ、インターンだ、なんて言ってるなんて。感慨深いものです。

これから就活の人も、まだ就活なんて、という人も、就活戦線を乗り切って社会人1年目として頑張っている人も、社会人として数年経った人にも届けたい文書を綴りたいと思いまして。酔っ払いなりに言葉を紡いでいます。


就活は本当に地獄でした。

何を隠そう、ある程度の名前の大学に入った私は、就活を始めるまで「学歴で勝てる」と思って疑いませんでした。高校の先生にも、合格報告をしに行くと「出世頭だ」なんてチヤホヤされたものです。自分もそうに違いない、と思っていました。

私は就活生の時、広告代理店を受けていました。誰でも1度は聞いたことのあるような、大手の広告代理店に、絶対いけると思っていました。

結論から言うと、私の広告就活は見事撃沈。4年生の6月1日時点で内定はゼロ。周りのTwitterでの合格報告だとか、インスタで飲み会してる光景とかに有り得んくらい殺意湧いた。

自分には広告しかない、絶対広告行って、コピーライターになるんだ、なんて思っていたのに、気づけば広告代理店の内定はゼロ。ほんとに絶望した。「就活浪人して、また来年広告受けよう」なんて思ったりもしていました。

その後、フラフラしていた中でIT系をふらっと受け始めて、いまの会社に出会いました。

ITなんて全く触れてこなかったジャンルで、文系の自分がエンジニアなんて、学生時代考えもしなかったことです。

それでも、いまの会社に出会って、長い時間かけて面接をしてもらって、内定を貰って、なんとなく「この企業で働いてる自分なら、想像できるかも」と思って内定承諾をしました。


1年前の今頃は、広告代理店に入ったら…ばかり考えていたのに、いま現在、広告なんて見る暇もなく、毎日コードと向き合っています。そんな毎日がとにかく楽しくて、でも悔しくて、もっと頑張りたい、同期に勝ちたい、もっと頼られたい、なんて思うようになっています。


本当にとりとめもない書き方で申し訳ない。お酒のせいだと思ってください。


何が言いたいのかと言うと、自分のやりたいこと、熱中できることなんて、やってみなきゃわからないということです。

1年前の自分が、今の自分を見たらさぞ驚くだろうと思います。でも実際に、いま私は心底楽しい。


就活を始めた後輩に捧ぐ、とにかく就活はクソ。人生経験のひとつでしかない。それが上手く行けばこんな言葉は忘れて欲しい。けど、もし上手くいかなかったら「就活はクソ」って言葉を思い出して欲しい。

「可能性は無限大」、なんて月並みな言葉、大っ嫌いだけど、的を射てると思う。

なんにでもなれるんだから、「なにか」になれなかったからと言って悲観する必要はない。

1年前までコピーライター目指してた私が、いまはPHPのコード書きながらこんなこと言ってるんだから、間違いない。気楽に行こう。

そうは言っても落ちたら悲しいよね。そんな時はお酒を飲みに行こう。あなたの魅力は私が1番わかってるから。(終)

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