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麻布台ヒルズでのオラファー・エリアソン

オラファー・エリアソンを麻布台ヒルズギャラリーで鑑賞する。

最も興味を持ったのは「 オラファー・エリアソン:想像力を擁する砂漠」からのドローイング。
作品説明によれば
ドーハ近郊の砂漠に設置されたドローイング・マシーンによって制作されたものであり、太陽光とガラス球を使い、絶えず回転する紙の上に焼き付けられた模様とのこと。

「これらのドローイングはすべて、特定の時間における特定の場所を指し示す「肖像画」であり、それぞれが他とはまったく異なっている」との説明には

地域魅力創造・革新サイクルによって不断に導きだされる、地域でのライフスタイルとしてのブランド、地域ブランドを自己に引きつけることにより収められた枚数を増やし、価値としても豊富化していくブランドポートフォリオを思い出させる。

暗い部屋でホースから放たれる水が、フラッシュによって、瞬間瞬間の姿を映し出すことは、生の一回性も意識させられる。

エリアソンが会場最後にあるブースで映されていた片岡真美との対談映像で語っていたことからも、エリアソンが生の多様性とその多様性の出会いによりキラキラと創出される世界を大事に思っていることは重要だろう。

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