北尾社長

北尾吉孝社長のRipple,XRPに関する発言書き起こし完全版!2018年3月期第1四半期 SBIホールディングス(株)決算説明会2017年7月27日

7/27に行われた2018年3月期第1四半期 SBIホールディングス(株)決算説明会から、Ripple、XRPについて発言している部分を抜粋!

持続的な成長に向けた中長期的な取り組み

ということでありますけど、
まず新FinTech生態系、FinTech2.0の構築に向けグループの様々な事業領域においてFinTech関連の技術を導入した新ビジネスを拡充してきます。

1つ目が

FinTech2.0時代の中核的技術である分散台帳技術の活用を推進していく。

まず国内外送金のコスト削減と効率化を図るため、資本業務提携先のRipple社の技術を徹底的に活用していこうということ。

わたくしどもは、Rippleに11.05%の出資率で投資をしています。
これが例えばビットコインと比べますと、決済までの時間も圧倒的に少ない。
これは海外送金にXRPという仮想通貨が使用されたケース。
XRPとビットコインを比べますと、ビットコイン比900分の1とかですね、
1秒あたりのトランザクションの件数は250倍以上のトランザクションができる、6件と1500件。
平均取引コストも圧倒的に安い。1600分の1です。

したがってわたくしは、

今後グローバルなインフラとなりうる仮想通貨にXRPの有用性がより評価されるようになっていくだろうと、

もちろんこのXRPを必ずしも使わなくても、インターレジャープロトコルだけ使っても大幅にコストが削減されますし、効率も上がるわけです。

とりあえず、わたくしどもはRippleと一緒になって、SBI Riplle Asiaを16年の5月に設立しました。
ここで、いろいろな形で日本では内外為替一元化コンソーシアムを10月に発足させた。
国内外の送金の一元化、オペレーションコストを削減する。
24時間リアルタイム決済、決済インフラ、コストの大幅削減、銀行の決済コストを軽減する。
顧客の送金手数料を大幅に削減していこうと、

こういうことで、このコンソーシアムに、いまや参加企業が61行になりました。

参加企業の中にいわゆるメガバンクが3つも入ります。
そしてゆうちょ、農林中金、信金中金、商工中金、こういうところも入りました。
あるいは、住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、こういうところも入っています。野村信託も入っています。
この61行で、日本のこの銀行のアセットの8割を占めます。
この銀行達がひとたびこのシステムを利用して動き出したら、全銀ネットが消えてなくなります。
そして、世界的にもこういう動きがどんどん広まっていて、
おそらくSwiftも消えてなくなるんじゃないかというふうに思います。

まあ我々は単にRippleのインターレジャープロトコルを使う、ILPを使うだけじゃなしに、
我々が新しくRCクラウド上に構築されたRipple Solutionを利用して、
よりいろんな人が送金できるように、そういうProof of Concept環境で、
きちっと、作動するか確認してできると、
多分、秋から冬にかけて、外国為替については利用開始していきますし、
17年度内に、内国為替に拡大していくと思います。

RippleのILPのみを使いますと、33%のコストダウン国際送金ですけども、
これをXRPも使いますと、60%ダウンになります、これはアメリカのケースであります。
日本はもともと高いからもっと高くなります。

我々のやっている送金のSBIレミット、これが

タイのサイアム商業銀行と、
すでにRipple Solutionを利用して、国際送金をこないだやりました。

非常に、スムーズにワークしました。

イングランド銀行もRippleの社のILPを活用した共同実証実験を実施しました。


そしてその評価は非常に高いものがありました。
これでおそらくグローバルスタンダードの1つとして考えられるんだろう。
さらにもっとこれも強烈なんですが、

FRBがFaster Payment Task Forceの2年間の活動の成果をこないだ発表しました。
これによりますとRippleが次世代国際送金の土台となることができると言及しています、明確に。
そういう意味でこの国際送金、ものすごい莫大な金額になりますけど。
ここのシステムがまあおそらくここのものになるのではないかというふうに思います。

さて、いま私の頭の中でずいぶん大きな比重を占めているに至っているのが、

仮想通貨の新たな金融市場の創造です。

このXRP LedgerとILP、このXRP Ledgerの方は、
いわゆるネットワークへの参加が自由という事で、パブリックと言われてるスタイル。
ビットコインとかイーサリアムとかこういうものと一緒。
それからILPはパーミッションで、コンソーシアムを形成しているメンバーとか、あるいは、プライベートになんかしているメンバーだとか、そこに限られている。

これを2つ持っているのがRippleです。

いまこのRippleはハイブリッド型の技術を提供しつつある。

すなわち、日本でやっているのはILPであると、これはブロックチェーンを使ってない。
ところが海外の送金はXRPも利用可能。
もちろん、国内でも利用可能になるんですけど、利用可能としている。
このハイブリッドで当面行くんじゃないかなと、私はguess(推測)しているんです。
そしてこのA国の金融機関とかB国の金融機関、これはそれぞれ大手の金融機関。
これが一つのハブになり、これがまた中小の金融機関と結びついていくような、こういうイメージ。
ハブと金融機関との間は、これもILPで結ばれている、そういう状況。
もちろんXRPが含まれてもいいと。

それで今考えると基軸通貨はドルですよね。
米国がどんどん印刷しようと思えば、これが印刷できると、そしてものがどんどん買えるわけです。
こんなありがたい立場になっているのは、ドルが基軸通貨になっているからですよね。
しかし、これどんどん印刷しまくるとドルに対する信任がなくなる。
だから通常のケースは世界全体の貿易量に見合うような、
必要とされるような形で通貨の発光量がどんどん増えていくと、そういうスタイルが望ましいわけですね。

Rippleはどうかというと、これはもう1000億XRPがすでにでています。
ビットコインはどうかというと、一応上限が決まっていますけど、
その上限内から、誰が引き出していっているか、
誰のものになっているのかというと、マイニングをやっている連中。
これがBitcoinを手にしていっているわけですね、、マイニング屋が。

Rippleは全部出ている。
そしてその55%は今エスクローに入ってて、Ripple社の管理になっているわけです。
6%ぐらいが市場に出ている。これをうまくコントロールしていくという形。

RippleのXRPのプライス、こないだ0.394まで行った。ドルね。
年始比、6012%増になっているんです。
そして6月末では、前四半期末と比べて1,159%の上昇、年始からの上昇でも3,977%増なんです。


いまどきこんなに増える金融商品ってありますかね。


だからエキサイティングにならざるを得ないですね。

XRPののユースケースに関連する事として、
第二四半期における、最も目覚ましいマーケットの展開は、
取引量の成長、特に法定通貨ペアの取引量の成長があげられる。

これはどういうことを意味しているかというと、
XRPとドルを替えるとか、通貨と替えるということが増えている。
なぜかというと、取引通貨として実情を反映した形で使える得るものだから。

ビットコインは、ビックカメラこれ、買えるようになりました。
微々たるもんです。そんなものは。
これからどんどんと、

世界全体の送金のところに関わってくるものが一番大きくなるんです。

さっき申し上げました。
550億XRPがエスクロー預託分としてあります。
そしてこの67億XRPは社内保有。
市場がこれだけ(383億XRP)流通しているということですね。
Ripple社は、この61%を保有してるということですので、
7月25日の0.178ドルで行きますと、約1.2兆円になるんです、このバリューが。
私どもが11,いくら持っていますよと、
それを計算すると、1360億円の含みがあるということになる。
 
CNBCが、米国のニュース局ですね、これがこう言っていた、
「RippleはXRPの約61%を保有している。これが同社の評価に含まれていれば、RippleはUber、Airbnb、Palantir、WeWorkの4社以上の価値がある」と、そういう価値になりつつある。
いま序に着いたばかり、これからですよ増えるのは。

XRPの取引が今いろんなところでなされるようになってきています。
我々もいよいよ始まる。
この始まるというのは、

SBIバーチャルカレンシーズがスタートすると、XRPも扱っていくということになります。

我々は大株主として、
今Ripple側に優先的に配分しなさい、我々を胴元として厚遇しなさいと、
あんたんとこのバレーションアップに、どれだけうちが貢献しましたかという説明をしてます。

ビットコインの分裂騒動があります。

ビットコイン入出金再開 規格変更で混乱生じず     7/24産経新聞より
ビットコイン取引停止、混乱なく 期間にはばらつき 7/24日経新聞より

SegWit、Segregated Witnessという事ですけども。
これ7月23日によりSegWitを実装するということで、
何とかくぐりぬけようとしていますけど、これは無理です。


ソフトフォークもハードフォークもいろいろな形態が4つほど出ていますけど、
まあこれ中身を台帳のサイズを変えず、中身を小さくして、情報量を増やすこれがソフトフォーク。
ページの作成に使っているコンピューターが効率的に動かなくなる可能性があるけど、
いまのビットコインが使われなくなる可能性がない。
だからそういう意味でソフトフォークなんです。

これを2つ引っ付けるSegwit2xと言われている、segwit2つ、これ2つになるやつ。
これは台帳大きくなる、データもスリム化する。
ビットコインと互換性のページの作成の効率が維持できる。
これもぜんぜん違うものになってしまいます。
だからハードフォークなんです。

フォークというのは分岐点という意味です。

それでC案というのは、
両方とも、台帳も大きくなるし、そして書き込める取引数も増やしていこうと。
これは、ビットコインと互換性が保てないので、まったく別のものになります。

そして、新しく出ているのが、
アルトコイン、ビットコインキャッシュと言われている、これが誕生するだろうと。
これはハードハードフォーク。
これがもし起こるとしたら、8月1日なんです。
どういう形に決着が着くか。

いま私どもの

バーチャルカレンシーズ、業登録され次第、開業予定

になりますけど、
今業登録を待っている段階ということであります。


まあ仮想通貨だけじゃなしに、地域トークンや、グループコイン、SBIコインも、
将来的にやっていこうとおもっています。

さらに日本だけじゃなしに、

グローバルな仮想通貨取引所、SBIMAXというものも作りあげます。

これでアジアを中心にグローバルなお客さんが、
ここでトランザクションする、世界一のマーケットを作っていこうと。

R3との連携強化。それも同じような試みをしていて、
世界の大手金融機関80社とともに、
Corda、金融分野でのグローバルスタンダードを目指してますよということなんです。

これも保険をかけて、一応、ここの外部筆頭株主になっています。
役員も送り、実際の様々なプロジェクトにも、うちの人間が参画しているということであります。


以上です〜。

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