リーダーは孤独なのか

「リーダーは孤独であれ」

最近はコーチングであったり、自社のマネジメントポリシーの関連書籍を読み耽って勉強しているのだが、上司からこの言葉を受けてふと迷いを感じた。正直、路頭に迷うような気分ではあった。

自分なりに頭を捻って努力を重ねているベクトルが誤っているのではないか、間違った方向に向かっているのではないか。そんな不安に襲われた。

そもそも、自分は孤独感を感じない人間である。社内でも社外でも同じように孤独を感じることはない。もちろん、自分の意見が全てまかり通るようなものではなく、時には異なる意見で反発し合うことだってある。意見なんてものは異なって当然だし、お互いの考えを分かり合えるように歩み寄っていくことが大事なのではないかと常々思っている。

そもそも、自分は無力な人間だ。仕事も誰かを頼らなくては前には進めない。バンドだってメンバーがいないと自分はギターを弾くことができない。でもそれで良いと思っているし、自分が出来ないことは周囲を頼ってこそだと思っている。だからこそ、時には仲間と相談し、周囲を巻き込みながら物事を決めていく姿勢を大事にしたいと思っている。

もちろん、仲間内の馴れ合いで物事が好転することは無いとは思う。だが、自分の仲間には孤独感を感じさせたくないし、そういう環境を生み出したくはない。

寂しがりやで経験の浅い新米マネージャーの戯言ではあるし、至って未熟な発言であることは承知の上だけど、いつの日かこの感じたことを振り返ってみて、自分自身の変化や成長を感じるような歩みができたら良いなと思う。

もっと色々な経験を踏んで、頭を抱えて前に進もう。
そんな事を感じた今日この頃でした。