AOHARU YOUTH

今夜も仕事とか育児とか生活の諸々を終えて、ハイボールを飲みつつの夜。何となく自分のMacのミュージックのライブラリを眺めていたら、無性にLOST IN TIMEが聴きたくなった。

ギターの使ってるMatchlessアンプの何とも言えないクランチサウンドとLine6 DL4という、時代を感じさせる機材。00年代のギターロックで本当に良く流行った組み合わせだったなと思い返す。”きのうのこと”というアルバムをこよなく愛聴しているのですが、もう20年も前の作品だと思うとなかなか信じ難いものがあったりする。

20年前というと、ちょうど中学3年に差し掛かる頃だろうか。
くるりとかGRAPEVINE、スーパーカー、そしてLOST IN TIMEといった邦楽のギターロックを聴き始めた時期だった。くるりの”ロックンロール”というシングルが発売された時に、偶然テレビCMを目にして「何だあのバンドは・・!」と衝撃を受けたことをいまだによく覚えている。
思わず小遣いを握りしめて地元のTSUTAYAに買いに走って、一緒に”ハイウェイ”の1曲入り500円のシングルと一緒に買ったなと。

自分は今年で35歳になる。中学時代からあまり中身変わってないかなとずっと思っていたけど、最近になってようやく大人への一歩を踏み出せたのかなと感じるようになった。

大人になっていくと若き頃の青々しい感覚は薄れてしまうのかなと思っていたけど、今夜みたいにふとした瞬間に、中学時代から聴き続けている音楽を耳にすると懐かしい感覚が蘇ってくる。

AOHARU YOUTH。まさに青春の音。
大好きで敬愛するスーパーカーの名アルバム”HIGH VISION"を聴きつつ、今夜も一日を終えたいなと思います。