井の中の蛙大海を知らず


組織が部分最適化していくと、何が正しい形なのか、あるべき姿なのか見えなくなる。それこそ、新しい考え方や変化に順応できなくなる。自分がかつて前職で経験した総務はその典型でもあった。

新しいアイデアや考え方を提案しても、変化を拒む人たちに阻まれてばかりだった。もっと良くできるはずなのに出来ないことが悔しくて色々なやり方を模索してた。その時の経験がもしかしたら今、少なからず役に立っているのかもしれない。

最近では色々な繋がりやヒントを得たいと思って、社外の総務コミュニティにも積極的に参加するようになった。他社の取り組みの話とか考え方に触れるのは本当に良い刺激になる。総務担当者なんてそれこそプロフェッショナルばかりなので、勉強になることが沢山ある。まだまだ自分は未熟だなと思い知らされるし、頑張ろうと思えるから実に良い。

そもそも、組織の在り方とか進め方に対して何が正解かなんて決まってはいなくて、自分と自分と一緒に進んでくれる仲間と一緒に築き上げていくものだと思う。マネジメントしていく立場に足を突っ込んでいる身としては、皆が皆楽しくそして幸せになれるように導いていきたいなと思う。