総務の話

少し日が空いて久々の投稿。

先日、総務の大先輩たちが集う会合でとても士気が高まったので、自分の職でもある総務について綴ってみることにした。

思い返せば2011年に新卒で総務に配属になってから、割と総務一筋で過ごしてきた社会人11年目。異動や転職を挟みつつも今は自社の総務を牽引するマネージャーを務めている。

総務やってると大変なこともそれなりに沢山あるわけですが、今はとにかく楽しくてたまらないので、何故にそんな楽しく総務やれているのかを書いてみようと思う。


総務が変われば、会社が変わる

この言葉は自部門のアクションプランにも引用した月刊総務の豊田社長の言葉なのだけど、自分が総務をやり続けている上で一番の面白みはまさにこの言葉に秘められている。

総務は売上に直接関わっていない、いわゆる間接部門だからこその強みがある。先の未来を見据えて、どうすれば会社がもっと良くなるのか、何をもたらすことができるのか。そんなことを考えて提案できるのも総務の醍醐味だなと常々感じる。

とは言え、全社的に見ると、守りの側面が色濃く見えがちでもあるので「当たり前のことを当たり前のようにこなしている」という側面ばかりが目立ってしまっている。例えばオフィス環境とかもそうで、ごく当たり前のように存在しているものって注目されにくいもので、従業員の当たり前の日常を作るために日々奔走している割には評価されにくいモヤモヤは常に抱えている。でも、それもまた自分達にしかできない大切な仕事であり、総務だからこその役割でもあると思う。


総務なら何だってできる

総務は庶務・雑務のイメージが強いけど、いわゆる会社をサポートするバックオフィスとしてのポジションだ。経理や法務や人事だって同じバックオフィス・間接部門ではあるけど、そこまで明確にカテゴライズされているわけでもない。だからこそ、自分自身が現状を変えようと思う気持ちさえあれば、いくらでも変化を起こせるのが総務の強みだと思う。会社を良くするために総務に何ができるのか。そのために自分は何ができるのか。想像力を膨らませ、戦略的に攻めの姿勢で総務を捉えることこそが、世の中の著しい変化に順応していくために求められている要素ではないだろうか。


総務が会社の未来を変える

私は「会社の未来を変えることのできる大きな役割を担えるのは総務だ」と本気で信じているし、未来のために総務と一緒に面白いことやろうぜって、そう胸を張って言える組織にしたいっていう野心ばかりは一丁前に抱いている。決して今の自分は何か大きな結果を残しているわけではないけど、きっと半年〜1年後の未来が大きく変化しているだろうということは間違いなく言えるし、確信がある。自分自身が変える気さえあれば、未来に対していくらでも変化を起こせる。でかいこと言っているように見えるかもしれないけど、総務を続けたいと思える理由はそこにありますね。


改めて見返してみると本当にでかい口叩いているので、成果も何も残せなかったら恥ずかしい極みなのですが、こればかりはある種言霊みたいなものだと思っています。笑

自分の言葉で自分を導いていくことも大事。そして、その延長でどんどん周りを巻き込んで組織であったり、その先の未来を導いていけたら最高だなって思うわけです。

これからも良き総務パーソンとして成長していけるように頑張ろう。