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資産形成視点で考える「クリニック併設鍼灸院」

クリニック併設鍼灸院を開設し、早いもので半年以上経過しました。

2023年8月:保健所に開設許可申請
2023年9月:診療開始
2024年4月:保健所の監査通過

開業して半年になりますが、今月になってようやく保健所の実地検査を無事に終えて、正式に認可が下りました。時間はかかりましたが、ようやく「一段落したな」という感じでホッとしています。

スタートアップで色々とトラブルや壁にぶつかってはおりますが、ひとつひとつ乗り越えることで着実にノウハウが積み上がってきています。

鍼灸院の構想を思いついたのは開業からさらに遡りますが、そもそも僕が鍼灸院を開設したのは、「医学的な興味と患者さんへの治療方針の一助になれば…」というのが主な理由です。

これについては時々学会や書籍や勉強会でお伝えしているのですが、今回はあまり表で言いにくい資産形成的な側面でクリニック併設鍼灸院を語ろうと思います。

情報も生もので鮮度が命。情報発信はリアルタイムが基本だと思います。


と、言うわけで…

経験してきたことを踏まえ一度振り返りアウトプットすることでアイデアが生まれたり、ブレイクスルーのきっかけになったりもしますので、今の気持ちまとめておこうと思います。


注1) 表では話しずらいお金の話が中心になるので、pay wallを設けます。
注2) 鍼灸院経営が難易度が高いため、再現性が乏しい可能性が高いです。
注3)よって、読み物としてお楽しみいただける方だけ購入ください。


目次
「ミニマムクリニック」と、「クリニック併設鍼灸院」の内装と許認可まで
 共用部の構想で認可をクリア
 クリニックの内装
運営母体を分ける(個人・法人)
 ①営業時間を分けるため
 ②会計を分けるため
一人親方とスパン・オブ・コントロールつまり最小構成単位(最低人員)
業務委託
サブディレクトリとビジネスの勝機
売上推移(2023年9月〜2024年3月まで)


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