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Agile Japan 2023のアンケート結果を公開します!

実行委員の北原です。2023/11/16 - 17の2日間に渡り開催しましたAjile Japan 2023のアンケート結果をお知らせいたします。アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

アンケート概要

回答人数:149人
回答期間:2023/11/16 - 2023/11/23

参加者の傾向

1000名以上の規模の企業からの参加者が半数以上となり、近年はエンタープライズ企業の参加者が増加傾向にあります。
職種はアジャイルコーチ、スクラムマスターの方の増加が目立ちました。

満足度は高評価を維持

満足度は約6割の方に5点の評価をいただき昨年のAgile Japanと同水準となりました。
学び度は5点が若干減少したものの、9割以上の方に4点または5点の評価をいただきました。より学びのあるコンテンツをお届けできるように次回も頑張って行きたいと思います。

開催形態はハイブリッドの希望が大幅増!

今年は4年ぶりのオフライン開催と合わせてオンライン配信も実施し、Agile Japan初のハイブリッド開催となりましたが、9割以上の方にハイブリッド開催が良いとご回答いただきました。

今回のカンファレンスのコンテンツでよかったと思う点は?(抜粋)

良かった点についてたくさんのコメントをいただきました。
全てご紹介したいところですが数が多いため、同様のコメントは一名の方のコメントをご紹介させていただきます。

コンテンツに関するフィードバック

  • Agile組織、開発における失敗やそこからの改善に関する話が聞けて良かった。また、2日目の森さんによる生成AIに関するテーマも良かった。

  • テーマ設定が良かったです。自分たちの今までのAgileを振り返り、今後どのような道に進むかを考えさせられる2日間でした。開催ありがとうございます

  • 今回のテーマである「Rebuild」が良いと思いました。自分としてもいわゆるアジャイルの2周目に入っていると感じており、テーマと個人的な状況がマッチしたのが良かったです。セッションに関しても、様々な業界・ジャンルの内容があり、どれも聞きたいと思うような内容ばかりでした。

  • 松山さんのウーブンバイトヨタの事例ですね。組織でアジャイルになっていく事例として、トヨタという巨大な企業の中での実践は勇気づけられますし、背景や成り立ちも丁寧に共有くださったことが印象に残っています。質問した際も、ある程度のトップダウンが必要であり、ボトムアップの限界はあるというとは納得感がありました。似たこととして、WFかアジャイルかではなく、状況に合わせて実現したいことに適した方法を試すことが大事と学びました。

  • 初日の基調講演がめちゃくちゃ良かったです。製造業のIT部門に勤めており、まさにハードとソフトのものづくりの考え方の違いに日々奮闘しているところなので、そうした環境が似ている世界のお話を伺えたことが何よりの学びになり、勇気にもなりました。また、クロージングの講演も涙が出そうになる程良かったです。

  • 2日目キーノートの「生成AIの衝撃」は普段あまり聞かない話でしたので大変興味深かったです。

  • Aviさんのご講演よかったです。日本人にある忖度や隠ぺい文化ではなく、マインドフルな文化が企業文化に多く反映されるとよいですね。まずは、小さくても率先して行動すべきと思い出させられました。

  • 東京都庁での活用事例

  • セッションの中では森雄哉さんの発表内容が印象的でした。企画ではブースツアーが良かったです(オンライン参加だったので)

  • 組織のアジャイル化という観点のお話が多かったこと

  • スクラム開発を少ししか経験していない、アジャイル習熟度が低い自分にとっても学びや刺激のあるセッションがいくつもありました。参加できてよかったです。

  • アジャイルの適用時の経験のお話や経験を踏まえての原則論などバランスがよく良かったお思いました。1セッションの時間も妥当と感じました。

  • ニッセイの小泉さんの講演は、私の様な企業内でどう取組を進めるかを考える上で、非常に勇気をもらえた。また、closingのお話は自分たちが変革のリードをせねばという気持ちになった。

  • スポンサーでの参加でした。ブースの盛り上がり、スポンサー同士の交流がとても良い体験でした!渡会さんの講演がとてもわかりやすく汎用性もあり素晴らしかったです。また海外スピーカの招聘も!

  • アジャイル開発の成功例、失敗しそうなポイントなどはもちろん、デジタル局や大規模開発にもアジャイルを取り入れる動きがあることを知ることができた。

  • アジャイル事例もさることながら、コーチング育成についてのお話が聞けたのは非常に良かった

  • どの講演も魅力的で、こういったアジャイルに集中したセミナーに参加したのが初めてだったため、非常に勉強になった

  • 今回、アジャイルがもはやソフトウエア開発のものに留まらないものであることを各講演から感じました。活動の難しい会社も多くあり、それぞれに前向きに変革に取り組んでる様子が聞けて素敵でした。

  • 今回、アジャイルに全く触れたことのないメンバーと一緒に参加しましたが、再構築ということで初心に戻って、基本を教えてくださるセッションや社内に導入したらどうだったとかの話が(自社はなかなかアジャイルは推進できていないので)非常に参考になりました。

  • 各ブースの雰囲気が良く、気軽に話を聞きに行くことができました。

  • スポンサーブースが充実していた。

  • ブース出展者の方だけでなく同じブースに集まった人とも交流できてよかった。

当日運営に関するフィードバック

  • お弁当とネットワーキングの食事。いちいち解散せずに会場に一体感が出た。

  • 進行がとてもスムーズで、わかりやすく良かったです。運営の皆さん、司会の方(J.Kさんも含めて)、本当に有難うございました。

  • 会場の雰囲気がとても良かったです。

  • 現地参加でしたがオンラインとの接点を毎回の登壇毎に設けていたのは良かった。具体的にはMiroからの質問は〜という問いかけが良かったです。また今回シングルトラックなので集中して聞けました。

  • 久しぶりの現地開催で最近はオンラインでしか会えない方と会えたこと

  • リアル会場参加者にもオンライン視聴のURLが展開されていたため、会場でも資料が手元で表示できた

  • オンラインでも対面でも参加できる形態だったこと。発表とスポンサーブースをシームレスに移動でき、賑わい、お祭り感があって楽しめた。最後基調講演を含め、勇気をもらえたり、これからの技術の進歩にワクワクできました。

  • ハイブリッド開催により、業務との折り合いをつけやすかった

Miroの使い方に関するフィードバック

  • Miroに会場があり、オンライン上で質問を投げかけられた点

  • miroでラフに意見や質問を書ける場があるのがとてもよかったです

  • ミロを用いた双方向コミュニケーションの部分

  • miroの活用。通常質疑応答の時間が限られるが、その制限が緩和されてよかった。

  • Miroの活用 登壇者の横にスペースを置いて、とても質問しやすい状態になっていたので、会場に来れない人も同じぐらいの熱量で参加できていた。また、登壇側の方も質問に後で拾って答えやすい状態だと思った。

今回のカンファレンスのコンテンツで改善できると思う点は?(抜粋)

初のハイブリッド開催という事もあり手探りの部分もありましたが、参加いただいた皆様に快適で学びのある体験を提供できるように今後も改善を続けていきたいと思います。

  • 基調講演や午前中のセッションで今回のScrum inc.の講演のような課題感を持たせるセッションがあるとより課題意識をもって参加できたように感じた。

  • 具体性の欠けたただの内輪の振り返りや自己紹介の延長線みたいなコンテンツには正直学びを感じなかった。

  • 講演では具体的な事例まで踏み込んだ内容が聞きたいです。その方が、活動の参考になるので。今回の講演の中には、抽象度が高かったり、さわりだけで終わってしまったものもあり、そこは残念でした

  • ソフトウェア開発以外のトピックをまとめて、1コーナーにするなど色物枠?的な時間が明確にあると集中して聞きやすいかなと思いました。

  • オープンプロポーザル形式でもよいのでは?と思いました。

  • 同時開催セッションが無い(=1チャンネルしか無い)と、若手エンジニアが参加を躊躇してしまう懸念ある(特に、社費で参加している場合)ので工夫をお願いしたい。複数チャンネル用意する…は難しいと思うが。例えばレベルに応じて午前・午後で分ける等。

  • 概要に主たる対象者を、明示したらいかがでしょうか?

  • もう少し主旨を限定したほうがいいかもしれません。アジャイルだけだと広すぎて、会社の宣伝になってしまいがちと感じました。

  • 2日間は長いですね笑 途中疲れちゃいました。

  • セッション間の切り替え時間(実質的には5minか、未満)であり、トイレ休憩時間を十分に取れない

  • 若干20分講演+質疑5分+休憩5分が1日回ると慌しかったかもしれないです。午後に1回、長めの休憩があってもよいかもしれないと思いました。

  • 「20分では短い。もう少し聞きたい。」というものもいくつかありました。

  • 質問時間がもう少し欲しい

  • タイムテーブルがプレゼン時間のみか質問時間を含んでいるかを明確にしていただけると、1コマの残時間がわかりやすいと感じました。

  • 電源を使える場所が少ないせいか、コミュニケーションスペースが使えなかったところです

  • 会場にWi-Fi環境を用意してほしかった

  • ブースエリアがもう少し広く、コンテンツが増えた状態になってほしい!と思いました。とても楽しかったです。

  • 発表の部屋とブースの部屋をわけた方がいいかもしれません。(発表中の雑談気になったりする人はいるかも…)

  • 協賛ブース以外にもコミュニティーブースなどもあるとよりネットワークが広がりそうです。

  • 現地のスポンサーブースと登壇を聞くエリアが完全に分かれていたので、一体型にするのもアリかと思った。

  • 会場で話を聞いているときに、スポンサーブースの方からの音で話が聞こえないことがあった。スポンサーとしては、セッション中にも来てくれる人に対応したいのに、セッションの声が大きくて説明しにくい。

  • 登壇者向けのカメラの画角は第三者が設定してあげた方が良いかも、と感じました。

  • オンラインのカメラの位置と、演者が何を指しているのか見えない点。配慮いただけている方もいたが、そうでない人が多数で、何について話しているのかがわからない。

  • 複数のカメラが同時に見えると臨場感があがると思いました、

  • 各セッションのスライドの公開有無や、動画の公開予定の状況が分かる(または聞ける)と、すごく安心します。

  • miroの付箋が多いのでセッション毎の区切りの線や枠があると見やすいかなとおもいました。

  • miroのボードの内容がもう少しコミュニケーション取れやすい話題のスペースが有っても良かったと思う。

  • 会場にいるとmiroが重く、見る機会がなかった

  • miroはあったが、オンラインの方とdiscordなどで交流できたら良かった。

  • お昼時のブース説明のスピーカー音量を適正なレベルに維持する(回りとの会話が厳しいレベルの音量でした)

  • 発表の画面表示で運営の方のマウスカーソルや別のタブが映ることがありました。

  • オンラインの様子がオフラインに伝わる何かがあれば嬉しいです(2日目カメラオフのままお昼休憩になってしまい音声のみの状態がしばらく続いたため)

  • オンライン参加の人とのやり取りがもう少し活発になればいいと思いました。

  • グループワークの時間ももっと増やしてほしいです

  • 名札は、名刺でなくニックネームでも良いのではないでしょうか。名札で名前が分かると話しかけやすい、という方もおられるかと思います。

  • コンセントのある席からは、プロジェクタのプレゼン資料が細かい文字がみれなかった

  • お昼時間帯の過ごし方ですが、一緒に参加したメンバーでお昼ご飯を食べながら午前中のセッションをふりかえろうと思いましたが、思ったよりも周りが騒がしく、ゆっくり話しができなかった気がします。

  • 参加者同士で会話する時間を、ネットワーク以外に少し設けると参加者の学びがより高まると考えました。20分くらいで、周りの4〜5人が集まって、そこまでのスピーカーの話を聞いての感想や気づきを共有するのはいかがでしょうか。各グループ内での進行が心配かと思いますが、まとまっていなくともOKといった安心感を持てるアナウンスがあれば大丈夫と思います。

  • オンラインでのスピーカーへの質問ができて良かったが、オンサイトでも、そういう場がのあるとさらに活発なコミュニケーションができるように思いました。

  • やむを得ないとは思いつつ、オンサイトのノリがあるとオンライン参加者は寂しく感じる。オンサイトでの参加を促すには、良いのかもしれないと思いつつ。

  • 傾聴の技術のペアワークは、オンラインが置いてけぼりな感じでした。来年も、このようなワークがあるのであれば会場参加も考えたいと思います。

  • 後から録画を見返したい

  • ブースがあったので聞きたいことを直接聞けたのでよかった。お昼休憩はズームのみの放送にしてほしかった。休憩時間が少し疲れてしまった。

  • LTがもう少し多くても良いと思った。色んな企業の取り組みや紹介が聞きたい。

  • 登壇者は現地限定にしてほしいと思いました。感じられるものがぜんぜん違うので…

  • 進行がもっとスムーズにできると良い

  • スポンサーとしての意見ですが、ランチ時間中にスポンサーからお薦め一言を発信できたら良いなぁと思いました

こんなセッションや企画が欲しい!という案があれば教えてください(抜粋)

  • 何か特定のテーマについて、登壇者でパネルディスカッションをするのを見たいです。

  • アジャイルを実践している複数企業でのトークセッション

  • 色んなドメインからのアジャイル開発のパネルディスカッション

  • スクラムマスターやアジャイルコーチの試行錯誤が聞けるパネルディスカッションなどあると聞き手から共感が生まれやすく良いかと思いました。

  • ただ、公演を聞く形式だけでなく、ワークショップ的なものやOSTなどあると嬉しい。

  • 聞いている人がもっと参加できるような参加型の発表があってもいいかもしれません。やはり20分枠は一部並行させて見たいものを選べれるようにし、また不定期的にワークショップやテーブルディスカッションみたいなアクティビティを挟むとより注意力を保てやすいかと。

  • カジュアルなお悩み相談室みたいなもの

  • ハイブリッド形式で1時間ぐらいのスクラム体験するワークショップがあってもいい たとえばタングラムゲームをオンラインホワイトボード上でやるとか

  • 小規模のワーキングセッション(いくつかのお題で分ける)があると面白いのではないかと思いました。また、コミュニティ活動の紹介と募集する場があっても良いのではないかと思いました。

  • 以前は会場にアジャイルおすすめ本が陳列していたりしたの面白く、参考にもなったので、そちら是非またやってほしいです!

  • ブース紹介は初日にしていただけるとよりよいと思いました

  • Agile開発における技術的な要素(CICDパイプラインの構築や4keys指標による評価など)のテーマもあると嬉しかった。

  • ポスター展示 小さい取り組みでも共有するのはいかがでしょうか。

  • miroの端っこの方に初心者向けの砂場コーナーがあっても良いかもしれません。使い慣れている方も多いとは思いますが。。。

  • スポンサーブースのスタンプラリーとか、ビンゴのようなもの。

  • IT関連以外の業務改革事例を増やしてもらいたい

  • 自分は組織アジャイルを進めているのですが、IT分野以外からの参加者がわかるようになっていると、その人達と積極的にコミュニケーションを取りやすくなるので有り難いです。it以外はマイノリティなので、該当者を見つけにくく、ネットワークも作りにくい。

  • これまで不毛地帯?だった公共機関でのアジャイル導入事例がもっと欲しい

  • スポンサーセッションがLT数十分しか無かったが、更に増やしても良いのかも、と思いました。現地の枠だと反感も有りそうですが、リモート参加に向けた配信枠であれば、観る/観ない自由なので。

  • 参加者同士の懇親会は2日目もぜひお願いしたいです。ネットワーキング、情報交換に有意義です。

  • コミュニティ枠はあってもよいかも。みんな存在を知らないし。

  • ネットワーキングの時間帯で登壇者や参加者間での交流が出来たのですが、それ以外の時間帯でも何かしらできると良いなーと思いました。

  • オンラインでも懇親会に出れるとうれしいです。

まとめ

たくさんの方にアンケートへご回答いただきありがとうございました。
皆様からいただいたご意見は、Agile Japanが参加者の皆様とって価値のあるイベントとなるように役立てて行きたいと思います。

今後ともAgile Japanをよろしくお願いします!


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