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消えゆくものに関する考察

「消えゆくものって逆立ちで腕立て伏せしてるように見えないか?」

すみません、この一行が言いたいことの全てなんですが、流石にあんまりなので色々話を膨らませていこうと思います。
(この記事はSlay the Spire Advent Calendar 2021の9日目の記事です。)

ACT3の道中に現れる敵・消えゆくもの。999という高いHPを持ち、毎ターン高火力を叩き出すもののこちらに殴られるとそのダメージ分だけ火力が弱まるという実にアクの強い敵キャラクターである。
そんな消えゆくものであるが、私は最初にこいつを見た際にそのポーズとアニメーションを見て「こいつ、逆立ちで腕立て伏せしてる!」と認識してしまったのである。
なぜそう認識したのか、考えるにこいつの頭部分がどこにあるかがよく分からず、体の下部分にあたる出っ張ってる部分を頭だと認識してしまったのが原因だという結論に至った。
頭が下なので当然こいつのアニメーションを見ると、腕を折り畳んで体を上下させているように見えるわけである。逆立ち腕立て伏せの完成である。
そう刷り込まれたが最後だ。私はこいつを見る度に「もうすぐ消えるのにストイックな奴だなぁ…」と思ってしまうようになったし、こいつに攻撃されると「蹴られた!」と思ってしまうのである。カポエイラか?

…だが、残念なことにどうもこいつは別に逆立ちしているわけではなさそうなのである。その根拠は実績のページにある。下記の画像だ。

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ご覧のとおり、登場キャラクターのグラフィックが実績のアイコンに使用されているがどの絵もみんな顔(或いはそれに類する部分)が使用されていることが分かるだろう。では、その中で消えゆくものはといえば…

画像2

体上部である。
他キャラのアイコンの例から考えると、やはり体上部のこの部分が顔(或いはそれに類する部分)に該当すると考えるのが自然だろう。お前、逆立ちしてるわけじゃなかったのか…。

以上、自分の思い込みについて反論したわけであるが、それでも遊んでいる際に消えゆくものが出現したら反射的に「あ、また逆立ち腕立て伏せしてるぞ」と思ってしまうであろう。理屈ではないのだ。それほどでに刷り込みというのは恐ろしいものなのだから…。
そしてこれは、この記事を最後まで読んだ「消えゆくものは逆立ち腕立て伏せをしているように見える」という余計な情報を得てしまったあなたにも伝搬しているかもしれない…。

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