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『ティール組織』著者ラルー氏講演Vol.5”新しい社会の出現”あなたの世界観が世界を変容させる

あなたの世界観が世界を変容させる
2019年9月13日の東京工業大学 リーダーシップ教育院主催 
『ティール組織(Reinventing Organizations)』著者
FREDERIC LALOUX(フレデリック・ラルー)氏 来日記念講座
Theme:The emergence of a new society の第5話です。

●新しい社会が様々な分野で出現している

このように新しい社会が様々な分野で出てきている。
そののために焦点をさだめておく
変だなと思うことがでてきている。

木の床が、ガタガタきている。しっかり安定させてくれていない。
今すべての構造、権威あったものに、疑問を抱き始めている。
今の方法、経営してきた方法はうまくっていないと思っている。学校の仕組みも。
学校は子どもの創造性を殺している。
政治のシステムもどんどん壊れていっている。
金融システム、財務システムも、うまく働かないというのも見えている。

今農業ってどうなっているのか?土地はやせ、化学肥料、で、土地がやせ科学肥料、農薬、農薬に強くなるように遺伝子改良、、と進んでいる。
こうやってガタがきている。

だから、昔に戻りたいという気持ちがでてきている。
アメリカNo.1に戻りたい、EUの前に戻りたい。

このように進化してきているのを見ると、戻ることは意味がない。
社会は進化を遂げている。前進している。
いいニュースは世界中の人が取り組んでいる。

私たちが床がガタガタきているのをしって、新しい方法、マネジメント、教育をつくりだそうとしている。新しい形の農業を創り出そうとしている。

だからこそ、ぐちゃぐちゃにもまれる時代になっている。

どこに視点をおくかで、壊滅的なのか、希望があるとみるのか、変わってくる。

●あなたが一番呼ばれるところはどこか?

自らに問いかけるのがよい。
私が一番よばれるのはどこか?
この世界の中で、新しい役割を提案している人がいる。

例えば、私のことをストーリーテラーと呼ぶ。
新しい世界を創り出そうとしている人は産婆。

安らかに古いシステムが死ねるようにホスピスのようにやっている人もいる

みなさんがこれを理解して、これを伝えているかもしれない。
教師であれば、これをストリーテラーのように伝えていたり、またはホスピスのように伝えていたり。

今混乱の時代だが、この混乱に光を差し込みたくて、この話をさせてもらった。

●今私たちにおいて重要なこと:違うストーリーで動いている事実をライトで照らして伝える

今世界は壊れている。でも違う世界観でやっていける。
今重要なのは違うストーリーで動いているという事実を伝えること。
それが今メディアの役割。

今別のやり方があるということを聞いて、何度もきくことで信じられるようになる。

学校のおいても農業においても、ちがうやり方で上手くいっていることが10個あると伝えていく。

今新しい世界が出現している。
それをあそこだよ、とライトで照らしてあげること。

Q.社会に入っていくときどうすれば?

私たちが建物をつくる。建物をつくったあとは、建物が私たちを形成する。チャーチルの言葉
これからみなさんは何かの仕組みの中に入るが、その仕組み、組織の外に友人をつくり、そのシステムにそまらないようにすること。そして、プランBをもっておくこと。
そうやって組織、会社に入っていく。
古いシステムがあるので、こうやらないといけないとか言われる。数十年してそれに染まっていく。

人類は人と会話をするということについて学び直しをする必要があると私は考える

日本人は仮面をつくり形式的に話す。一方で飲んで、腹を割って話せることも聞いている。
自分自身ハートから話すのは得意じゃなかった。2、3杯、アルコールを飲んで話せた。今は話せるようになった。

最後に

私たちはこれからの時代を創り出せる自由がある。
私たち全員が勇気とクリエイティビティと希望をもって、なりたいという自分になる。

お知らせ

明日、私の職場の上司のガイアックスの上田代表が登壇しラルーさんと対談します。(ガイアックスはかなり特殊な経営スタイルのため、マイナーでマネしていただきづらいので、私は一切推薦しませんでしたが、関係者からのご推薦で登壇に)

また、私自身は、分科会①「これからの教育」(きのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村中学校校長のかとちゃんが登壇)の司会、また、分科会②「自然農法とモンテッソーリ教育」に登壇することになりました。みなさんと会場で、またオンラインでお会いできることを楽しみにしています。
オンラインチケット発売中です。

東工大での講義・トークセッション後の有識者懇親会にて。(紛れ込んでしまいました)


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