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P3Rクリア後雑感

ようやくペルソナ3 Reload(P3R)の1周目が終わった。ペルソナシリーズは4Gから入り、5R・Sをクリアしてから3に手をつけるという変則っぷりだがあらすじや展開はいちオタクとして知っている。映画も途中まで劇場で観ていたし。

ちなみに3PのSwitch版を買いはしたが、5Rのグラフィックやシステムに慣れてしまっていた為モチベが上がらず5月に入る前に挫折してしまっている。
5RもPS4版、Switch版、Steam版とアホみたいに買い揃えてしまった。開発費からすれば僅かな額だが、いつか来るであろうペルソナ6に貢献できたと思えば気になる出費ではない。

閑話休題。
P3はペルソナシリーズの3作目で1,2から大幅に路線変更された作品ということは知っていた。開発元のATLAS、そしてペルソナシリーズといえばオシャレなイメージが強いが、その大元となるのが3だと認識している。
4Gまではハードウェアスペックの関係上、デフォルメキャラだったが5からはリアル等身のキャラを動かせるようになり没入感が増したように思う。

それはP3Rでも同様で、3Pよりキャラの魅力がより増したように感じた。10数時間しかプレイしてないけど。
とりあえずゆかりっちが可愛いからOKです。

可愛いだけじゃなく回復要員として非常に有能。

主人公が所属する特別課外活動部の面々はコミュ解放のハードルが高く、シリーズおなじみの人間パラメータがほぼ最大になるまで始められなかった。
5Rや4Gでもコミュ解放に人間パラメータを要求されることはあったが、仲間内で高レベルを求められた記憶はなかったので新鮮だった。

ダンジョンは5Rのメメントスに近い印象で、ある程度進むと階層が変わり雰囲気もガラッと変化する。
戦闘面では原作をなぞりつつ、テウルギアやシフトが加わった。4Gや5Rにあるタッグ技がないのは原作に存在しなかったからということもあるだろうが、チーム内の関係性がそれら2作と大きく異なることも大きいと思うので気にならなかった。

むしろ演出が5Rを参考にしつつ、3の雰囲気に合ったものになっていてさすがと唸るしかなかった。
原作を大事にしつつ、より良い表現ができる要素は積極的に取り入れられている。卒業式のムービーがアニメでなく、3Dキャラだったのも良かった。アニメ絵が嫌なわけではないが、キャラの雰囲気がやはり違う。思い入れがあるのは一緒に1年間を戦い抜いた3Dキャラなのだ。

気絶している敵チームリーダーを放置して最終決戦前の準備をする図がシュールだった

3のシナリオはかなり重い。それは3Rでも当然変わらず、メインシナリオだけでなくコミュでも死や別れが多い。
5Rを初めてプレイした時は初っ端拷問で重たく感じたが、3の比ではないとプレイして実感した。一つ意外だったのが、主人公の死の描かれ方でハッキリと死んだと分かるような描写ではない。これが原作でもそうだったのかは分からないので何とも言えないが、諸々の理由でボカしたように感じられた。

個人的には死亡でも生存でも良いのだが、人気作なだけに決めかねたのだろう。生存では原作破壊と言われるだろうし、死亡では4以降に触れたユーザーに敬遠されると思ったのかもしれない。
原作でもああいう描写なんだったら何も言うことはないけど。

あと素晴らしいと思ったのはクリア後のゲーム開始画面。ああ、終わったと感慨深くなる演出だった。
もしかしたら2周目以降でしか描かれない要素があるのかもしれない、と期待しているが前述重さから今すぐ開始する気にはなれないでいる。

バレンタインイベは2周目にありますかね?あれだけが残念だった。
細かいことを言うと天田と荒垣の関係性の描かれ方が映画よりもあっさりしていたのが気になったが、コミュの進行を優先してあまり荒垣に絡んでなかったので進行によっては見られるのかもしれない。

2周目だけどアイギスの追加シナリオが秋に来るようなので、それが終わってからでいいかな。

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