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2022/11/27 Sun

買い物は概ね無事に終了。防水グローブはインナー装着時の脱着のしやすさからミトンタイプにした。グローブとの差額が1000円もしなかったので気にする程ではないし、グローブはリストの留め具がベルクロだったのでインナーがくっついて生地が傷みそうだった。これは迷う余地なし。

T字型のストックも2本買い、リュックも予め目星をつけていたものがかなり良かったのでこれも購入。
1日で結構な額を使ってしまったが、何度も言っているように必要経費なので仕方ない。これまでは無謀とも言える貧弱な装備で積雪地帯に行っていたと思う。生きるか死ぬかには今でも興味がないが、痛い死に方や嫌だし肺以外の内臓を損傷するような死に方も死んだ甲斐がない。

まあ凍死ならいいかなと思わなくもないが、撮った以上はしっかり現像したいので階段が整備されているような環境で死ぬなんて間抜けな真似はできない。
足場が完全に凍結していたらアイゼンがないので詰むけど。

ISO6400

今日はリュックを見るためにGFXとそのレンズ3本を全て持って行ったが、それで撮ることは一度もなかった。スナップで使うには勿体無いと思ったこともあるが、単純に良いと思える場面がなかった。
今使っているリュックが取り出しにくくしまいにくい、ということも要因にはなっているが。

そういうわけで帰ってからDxOのPureRAW 2を徹底的に試したが、これが実に化け物じみた性能をしている。1枚あたり13秒くらいで処理する上に、ファイルサイズは大きくても300MB未満。
星景写真をコンポジットするときはX RAW STUDIOで10枚以上をTIFFに変換していたが、TIFFは300MBちょっとだった。それが10数枚あるので、1枚の作品を作るのに最低でも3GB以上はストレージを消費する。

一方PureRAWであれば1枚撮りでも十分使える画質になる印象。処理にかかる時間や煩雑なワークフローを考えるとコンポジットよりも断然良いし、元々1枚撮り派だったので信条にもマッチする。

見出し画像の中央下部の比較
見出し画像の左上の比較

AIの力ってすげー!
Adobeがこの分野で遅れているのは何故なのだろう。課金先は少ない方がありがたいし、支払額も据え置きの方が嬉しいのでこのレベルのノイズリダクションを早いところ実装してほしいものだ。

ISO10000 サイズオーバーしたのでやむなく縮小

GFX50S IIのISO10000がこのレベルなのだから、ノイズを微細化するGFX100Sだったらどんなことになるのだろう。
星景写真でXF18mmF1.4を使うことが本当になくなってしまうかもしれない。

いや、あれもいいレンズなんだよ。なんだけど、広角最強がGF20-35mmである以上は明るさだけが取り柄みたいなところがあって。
その明るさも星撮りでの優位性が失われると別にそこまでいらなくね?で終わってしまう。あのレンズは元々コマ収差の少なさを期待して買ったものなので、GF20-35mmもコマ収差が同様に少なくノイズ処理も容易になってしまうと出番が大きく減ってしまうのだ。

ここにきてXマウントはX-Pro3とNOKTONだけ残してGFXに移行するというプランが現実的になってきてしまった。
雨の日はどうするか、と思ったがそれこそリュックを新調したのだからGFXを持って行けばいい。

おかしいなぁ。これであとはGFX100Sを買うだけ、機材の入れ替えは今年度が最後だろうなんて思っていたのにまた手放すものが出てくるとは。使わずにカビを生やすよりは手放した方がお互いのためになるのは分かっているけど。

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