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共に楽しく生きていくのか 共に苦しみ死んでいくのか

   共に楽しく生きていくのか
   共に苦しみ死んでいくのか
        №116
             2020.11.01

「自己犠牲」:まわりの幸せのために、自己を犠牲にする。

最初はよかれと思い行動していても、
「犠牲になるのは自分だけ?」「こんなにも自分を殺して相手に尽くしているのに」「自分だけが損してる」・・・
という考えが生まれ始めると、
「私だけが犠牲になって他人が楽しんでいるなんて」「私が自分を殺してるんだから、あなただって」「私だけ損するのはイヤ。あなたも損すべきよ」・・・
 人のために役立ちたいという心が、いつの間にか、相手にも損しろと真逆の心へと変化・・・
 「共に楽しく生きていく」ための行為だったはずなのに「共に苦しんで死のう」状態へと向かっています。

 自己犠牲には、自分は不幸であっても、というニュアンスも感じられます。それは無理というものです。だって一番かわいい、一番大切な自分自身をないがしろにできるはずがありません。 

 「共に楽しく生きる」には、自分の行為によって自分を笑顔にできることが必要だと思います。
 「喜んでくれてうれしい」「やっていて楽しい」「自分が成長できている」「みんなの役に立っている」・・・
 野球の「犠牲バント」は、「犠牲(1アウト)」とはいうものの、次の展開へと大きく貢献しています。ですから成功すると、本人もチームメイトも共に喜びます。まさしく「貢献バント」です。

 「私は犠牲になっているのではない。貢献しているのだ」
 そのように捉え、行動することが「共に楽しく生きていく」道を歩むことだと思います。
 
  最後までお読みいただき
ありがとうございます


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