見出し画像

英語が苦手な人のシステマの学び方

英語の克服

それは日本人の見果てぬ夢。

誰かがそんなことを言っていました。

どんなに堪能になっても「ネイティブではない」というコンプレックスを心のどこかで抱えて生きていくのでしょう。

英語がぜんぜんできない人が、どうやってシステマを学ぶのか。

私は自慢ではありませんが、英語がからきしです。

学校教育の範囲で学んだだけのフィーリング英語です。語学留学どころか語学学校や語学教室に通う余裕すらないまま今日まで来ました。で、良さそうな参考書や問題集を買い込んでは途中で挫折するのを繰り返している有様です。

でもトロントやモスクワに毎年通って、なんとかシステマを学んでいます。初めてモスクワに行った頃なんて、英語の通訳すらとてもいい加減で、ミカエルの言ってることなんてほとんど分かりませんでした。それでもミカエルは、私に多くのことを教えてくれたのです。ヴラッドも同様です。

今となってはむしろ、言葉が分からなくてラッキーだったとさえ思います。なぜなら言葉に惑わされずに済むからです。目で見たことと感じたこと。それをもとに練習したらそれほど間違えがなかったのです。そうせざるをえなかったのですが、それでも吸収して血肉にする速度よりも多くのものを得続けてこられたので、特に問題はありませんでした。

今でもモスクワ本部のセミナーではほとんど通訳の言うことを聞いていません。よく分からないミカエルのロシア語に耳を傾けて、その言葉ではなく真意を探ろうと集中します。

へたに言葉がわかると、言葉に振り回されます。真意を理解するのではなく、言葉の解釈を理解しようとしてしまうのです。また言葉がわかったことでわかったつもりになってしまいます。言葉を理解しただけなのに、真意を理解したつもりになってしまうのです。そうやって回り道してしまうことも多々あるのではないでしょうか。

言葉がわからないから本部にいけない。海外のセミナーに参加できない。本部のオンラインクラスに参加できない。

「英語が分からない」というだけの理由で躊躇するのは、とてももったいないと思うのです。

なぜならマスターの指導力は言語を超えます。言葉など分からなくても、感じることで分からせてくれます。

また「言葉が分からないから、分からない」の裏返しは「言葉さえ分かれば、わかる」となります。でもそれはありえません、マスターの言葉を100%聞き取れても、その意図をすぐ理解できることはないでしょう。数日、数週間、下手すると数年かかってようやく「ああ、そういうことだったのか」と、その一端を理解できる程度だと思います。

そもそも私達が学ぶシステマは、言葉の壁さえクリアできればたちどころに分かるほど、簡単なものなのでしょうか。システマが示す高みと言葉の壁のどちらが高いのでしょうか。

私達は言葉が分かろうが分からなかろうが関係なく、分からないことに向き合おうとしているのです。それが学びであり、成長だと思うのです。

だから「言葉はわからない」は言い訳にすぎません。分からなくても、参加すれば必ず得るものがあるだろうと思います。

言葉がわからないなりに参加する人が増えれば、そういう仲間で断片を持ち寄ってより完成度の高い理解に到達することもできるでしょう。そういう仲間が多いほど、みんなの進化も加速するでしょう。

だからこそ「全国どこでもシステマ計画」

さらに今は「世界のどこでもトロント本部」と言える、ヴラディミアのZoomクラスが始まっています。ヴラディミアの懇切丁寧な指導が受けられて日本円で1,000円以下という以上なコスパです。

一人でも多くのご参加、お待ちしています。ってか当然ながら私も参加する側なのですが。

ここから先は

0字

¥ 100

お読み頂きありがとうございます。投げ銭のかたはこちらからどうぞ!