ヴラディミアZoomクラス覚書20200429-0507
ヴラディミア・ヴァシリエフのリモートクラスの覚書。
チャット欄が保存できることに気づいたのが途中からだったので、そこからの抜粋。
トロント本部Zoomクラスについて
トロントのロックダウンに伴いトロント本部が開始。
講師は全てヴラディミア・ヴァシリエフ
通常クラス 木曜朝8時半 日曜日午前2時(日本時間)
ファミリークラス 日曜日 午前0時(日本時間)
参加費 12CAD(約950円〜1,000円)
参加はトロント本部のオンラインストアから参加権を購入。後日にトロント本部からZoomのIDとPassが送られてくる。購入からログイン情報が送られてくるまでタイムラグがあるので、早めの購入を推奨。情報量に対して破格の値段設定。
クラスの形式
ヴラディミアが一人でできるエクササイズを、各回ごとのテーマに沿ってリード。チャット欄に詳細な解説が掲載される。この解説は保存可能。日本語訳はシステマ東京にて後日、該当クラスの参加者限定で希望者に配布。
4月29日分 システマの柱
5月3日 ファミリークラス ストライクの準備
子どものためのストライクの準備
・リラックスの確認。4大エクササイズ、仰向けで足で体を移動など。
・大人が子どもに覆いかぶさる。適切な呼吸の発見。ふくらはぎから初めて徐々に体幹へ。
・子どもが覆いかぶさる大人をプッシュで押しのける。
「なぜパンチではなく、最初に押す方法を教えるのか? それは子どもに攻撃性を生じさせないため。また、正しい距離感を身につけるため」
・立った子どもにプッシュ。プッシュ&ムーブ。目を閉じても行う。「大人は医者のように子どものテンションを見つける。」
・プッシュアップの姿勢でプッシュ&ムーブ
・交代して子どもが大人の体をプッシュ。交代しながら。
・連続プッシュ。複数のプッシュで体勢を崩していく。大人がグラップしにいく。
・子ども軽くストライクをうつ。恐怖心を抱かせない程度の加減しなければならない。
「パンチは表面ではなく、内部に浸透させるように。これはコンタクトの直前に加速することで生じる」
・交互にパンチを打つ。子どもに攻撃性が芽生えるのを感じたら、それをリラックスさせるように。
・膝立ちになって拳で床を打つ。大きな音が出るように打つ。同じような音を出すようにして、子どもが大人にストライク。
○親子クラスといいつつも、大人向けといってもおかしくない「ストライク入門」と言えるクラス。いつもファミリークラスといいつつ、ほとんど大人向けのクラスと言って良い内容が多い。
5月3日 ストライクの準備
・各種バースト・ブリージングで負荷に耐える練習
↓
・各種フィストウォークで拳のリラックス
↓
・拳が導く動き。指と拳から動きが生まれて全身に連動する。それを用いたシットアップ。
↓
・床をプッシュしてのプッシュアップ
拳に生じたテンションを全身に散らす。これはセンシティビティのドリル。
拳を回転させながらのプッシュアップ。拳からの力が体に伝わり体が上がる。
↓
・セルフマッサージ
前腕をもんだりしてマッサージ。拳や前腕を柔らかく。
↓
・拳で倒れ込む。
拳がクッションのように。足や胸、腰などをこわばらせた状態でも試す。
↓
・スティックを体に当てて、リラックス。
↓
・スティックを振る。ストライクの要領を掴む。
○回復、受け方、打ち方などストライクに必要な能力を全面的に高められるソロ・トレーニング。これを90分に収まっているという超濃厚クラス。
5月7日分 ブレス&ボディ
ウォームアップ
脳と心臓に呼吸を通す。恐怖を受け取る2つの器官に呼吸を通じて働きかけることでリラックスできる。
3種類のテンションコントロールを中心に練習
1. オール・イン・ワン・テンション(体全体や手足が緊張する)
2.段階的な緊張(gradual tension 知的で制御された緊張)
3種類のテンションコントロールを中心に練習。
1.部位ごとに緊張し、ゆるめる。パーツごとに分割する。そのパーツがひとかたまりで有るかのように一斉に緊張させ、ゆるめる。しかし他のパーツは一切力ませない。速度や強度を変えてコントロールする。
2.段階的な緊張
パーツごとに、徐々に緊張させる。腕なら指先から手首、前腕、上腕といったように。波の緊張。左右で伝播の速度を変えたりなど。
3.ダブルドテンション
吐く・吸うを通して力み、吸う・吐くを通してゆるめる。
呼吸をまたいで緊張・リラックスすることで、テンションやリラックスが2倍となる。
これらを腕、足、胸、背中、内臓とパーツごとに実習。
○段階的な緊張、ダブルドテンションなどテンション&リラックスを丁寧に掘り下げる。身体の使い方を根底から見直せる内容。ヴラッドの緻密な身体操作がソロ・エクササイズで練習できる。
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