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【不定記】怪談について。恐怖とは

不定期な日記、不定記

お久しぶりですぅ。矢吹シュロですよ~。(大嘘)
4月特有の慌ただしさと光古戦場とペルソナ3で忙殺されてました。 
いきなりですが皆さんは『怪談』好きですか?  

怖いもの

私は怪談が好きだからって決して怖いものが好きな訳でも得意な訳でも無い。なんなら暗い場所は怖いしホラゲーも全然やらない。
何故?と思う人も居るだろう。
怖いのが苦手なのに怪談が好き、一見矛盾しているように思えるがその恐怖にこそ惹かれる理由がある。
恐怖にも色々な種類があるのだ、例えば…【恐怖映像!カメラが写した事故の瞬間】みたいな動画があるとしよう。
コレはリアルな恐怖だ。その映像では凄惨でグロテクスな現場が映っているかもしれないし、事故の爆音と共に車が変形してる映像かも知れない。リアルに起きた事であり、そこに存在する恐怖は『我が身に降りかかるかもしれない身近な危険』に起因している。
つまり何処にでもある一般的な死への恐怖だ。
しかしコレならどうだろう?【恐怖映像!廃墟で捉えた謎の影】と。(このタイトルはヤラセっぽく受け取られてしまうが)
ここでの恐怖は先程のものとは違い、普通に生活していれば自分の身に降り掛かってくる危険では無いし、なんならただただカメラに影の様なものが写っただけであり信憑性もない。
では何故コレに恐怖を感じるのか?それはこの恐怖は先程のものとは違い『未知』に起因しているものだからだ。
(まあ『死』への恐怖も未知からくるものだが…)

未知は暗闇からやってくる

この世界には理解出来ない事柄があり、もしかしたら自分が気付いていないだけで扉の向こうの暗闇にナニカが居るのでは無いかと言う不安。
人は未知を恐れる。
そして未知はどこから来るのか?
私は暗闇からだと思っている。
理由は分からない、しかし私たちは闇に怯え普段は見えないものをそこに見いだすのだ。
人はなぜ火を発明したか?
それは闇という未知への恐怖に立ち向かう為だ。
日が落ち、ゆっくりと未知へと塗り替えられて行く世界に対抗する為の手段を人は求めた。
それが今、人は消えぬ光を手にしている。
それでも未知は消えないだろう、それはきっと最初に火を付けた瞬間から分かっていたはずだ。
光を受けた背中には影が出来るものだから。

違う側面

では未知は悪であるか?それは違う。
幼い頃親にこんな事を言われた経験はないだろうか?
「早く寝ないとお化けが来るよ」「悪さをするとバチがあたる」
など非科学的でありながらもどこか『そうなるかもしれない』という怖さがある言葉を。
これはお化けや幽霊という未知へ恐怖を利用した一種の教育や躾のようなものだ。
しかし「罰が当たる」や「お盆には先祖が帰ってくる」などの言葉は同じく未知へのものについて言及しているはずなのにそこに恐怖を感じる事は少ない。
それはきっと宗教や教えなども同じ未知であり、違う側面だからだと思う。
人は未知が故に恐怖する。しかし未知だからこそ縋り、救いを求め、心の拠り所にするのだ。

おわりに

本当は怪談についてしっかり話すはずが思いもよらない方向に話がそれてしまった…
文章も汚いし結局何が言いたいのかも伝わらないかも知れない…
が、別にいいか。
どうせこれは日記で作品ではないからね。


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