バガテル第25番

雑念ゼロ。
そのことしか考えられない。
嫌なこととかも一時的に忘れてる。
今まで、考え過ぎて無駄な時間を過ごしていたのがアホくさい。前からやってれば良かった。
何度間違えても自慢の執着心で何度もやりなおせる。誰かに習っていたら申し訳なくて恥ずかしくてきっと続けられない。
うわ、これ向いてるかも。って２日目にして自信満々な気持ち。
実際はぜんっぜん拙い指使いで、もし誰かが聞いていたら、かなりイライラすると思う。

練習中は目の前のことに精一杯だったけど、終えてふと考えた。
名指しで曲を作られた側の人ってどんな気持ちなんだろう。
相手によっては複雑だろうな。
こんなに有名な曲が、本人にとってはかなり迷惑だったりしたのかもしれないし、知られたくなかったのかもしれないし、後から知って後悔とかしたのかもしれない。
本当のことは作った側にも分からない。
いや、そもそもそんな人いなかったのかもしれない。
ひとつ言えるのはわたしにはハッピーな曲には聞こえない。

片想いを実らせてやっと付き合って楽しい時期があったけど、すごいことが発覚して別れました。でもまだ想ってます。ぐすん。エリーゼー！
みたいな未練たらしい感じで、エリーゼ的にはばっさり別れたつもりだから迷惑だったかも。
もしくは、
付き合うのを迷って迷って、やっと付き合ってめちゃ楽しい時期があって、でもそんな中でも迷いはあって、やっぱり続けられないことに気づいて、破局したけどまだ想ってます。でもやっぱりエリーゼのために身をひきます。
とかいう三角関係なハナシっていう線もなくはない。

どちらにしても、わたしが文章にすると、ほんとに【ちょっとしたつまらない小話】にしか聞こえない。