ヒラメキ

あぁ今日からどう生きていこう

という最後の歌詞が、絶望ではなく希望なんだと閃いた。運転中にああそういうことかーと、急に腑に落ちた。

何度曲を聴いても、本人の想いを聴いても、実は絶望にしか受け取れなかった。

ライブを観て２日たって、なんとなくいろんなことを思い起こしながら頭と心の中での整理ができた瞬間だった。

誰に言われるか、どんな言葉で言われるかで響き方は違って、また、同じ人に同じことを言われたとしても、受けとる側の心身の状態で響き方は変わる。
良い意味での都合の良い変換、自動補正、というか、そんなふうにちょうどうまくいったような感じだ。

ここ最近仕事で燻っていたので、潜在的に必死で何かの正解を探していたのかもしれない。
こじつけでも正解が見つかって良かったと思えたのはいいけど、肝心のどう生きていくかの答えは、閃きではなくもがき続けながら探していくことになるだろう。

甥っ子と戦隊モノの動画を観た。そういうものをちゃんと観るのは初めてかもしれない。
パンチしたりキックしたり、武器で相手を倒しながら戦うシーンを、柔道とか剣道とか武術に置き換えてみたら喧嘩やいじめや暴力や戦争が減るのではないかとずいぶん壮大なことを勝手に閃いた。武術じゃなくてもスポーツとかでもいいし。
おもちゃでごっこ遊びをしていて、それは敵？と聞かれた。わたしの中ではそのおもちゃは敵でも味方でもなかった。
人は敵か味方で判断するものではないし、敵に見えて実は味方だったってこともあるし、その逆なんて世の中たくさんあるから気をつけてねと教えられるのはあと何年後だろうか。

さあ、どう生きていこう。