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スキゾイドなのか - 1.スキゾイドとは

自分はスキゾイドパーソナリティなのか、考えてみる。

経緯

スキゾイドを知るきっかけとなったのは、アダルトチルドレンについて考えていたとき、母が自分に対して無関心なのかもしれないと思ったことだ
った。

私は知人、友人からの印象として「優しい人」「誰にでも同じように接する」と言われることが多いが、意識的に行動しているわけではない。
"親のコピー" という単語を目にしたとき、後者について「他者に無関心だからこそ、自分はこのように振る舞っているのかもしれない」と思った。

「無関心」のキーワードで情報を集めていたところ、スキゾイドに辿り着いた。

スキゾイドパーソナリティとは

まず、
・スキゾイドパーソナリティ
・スキゾイドパーソナリティ障害
について区別する。

分かりやすく説明されていると思う。
もし混同していても、どちらもスキゾイドの気質を持っていることには違いない。

スキゾイドパーソナリティ障害のwikiを見てみる。

DSM-IV-TRでは次の診断基準の内、少なくとも4つ以上を満たすことで診断される。
1. 家族を含めて、親密な関係を持ちたいとは思わない。あるいはそれを楽しく感じない
2. 一貫して孤立した行動を好む
3. 異性と性体験を持つことに対する興味が、もしあったとしても少ししかない
4. 喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない
5. 第一度親族以外には、親しい友人、信頼できる友人がいない
6. 賞賛にも批判に対しても無関心に見える
7. 情緒的な冷たさ、超然とした態度あるいは平板な感情

初見では半分程度かなと思ったが、改めて考えてみるとほぼ全てに該当しているかもしれない。

回避性パーソナリティ(障害)との違い

* 非難や排除に対する過敏さ
* 自らすすんで社会的孤立を選んでいる
* 親密な人間関係を熱望していながら、その一方で、社会的な場面においてはあまりにも引っ込み思案である
* 他者との交流を避けようとする
* 自分なんかふさわしくないという感覚
* 自尊感情の低さ
* 他者への不信
* 極度の引っ込み思案、臆病
* 親密さを求められる場面でも情緒的な距離を置いてしまう
* 非常に自己意識的(=いわゆる自意識過剰)
* 自分の対人関係の問題について自分を責めている
* 職能上に問題を生じている
* 孤独なる自己認識
* 自分は人より劣っていると感じている
* 長期にわたる物質依存/乱用
* 特定の思い込み(fixed fantasies)に囚われる。

回避性パーソナリティ(障害)は後天性のもので、過去の経験が原因となり他社との交流を避けるように変化した結果のようだ。

診断されるか自覚するまでは断言できないため、後天性のものとして認識される場合が多いのかもしれないが、スキゾイドは生まれ持った気質(性格)と考えられているらしい。
なので尚更、(後天性と判断されたときに)パーソナリティ障害との切り分けが難しいのかなと思う。
(さらに、他のパーソナリティ障害と併発することも多いとか)

回避性パーソナリティ障害では孤独感を感じているが、スキゾイドパーソナリティ障害では回避をむしろ好む。

大きな違いは「自ら好んで回避的行動をとっているかどうか」ということらしい。

回避性パーソナリティ障害もパッと見て該当する項目が多いように感じるが、自己肯定感に関連する部分で、自分はどちらかと言えばスキゾイドかなと思う。

結論(仮)

長くなりそうなので、観点ごとに分けて考えていきたいと思う。
現時点では、スキゾイドの可能性がある。としておく。

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