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何の参考にもならない仕事術

昭和末期に社会人になったもんですから、令和の今とは組織内で働く環境も全然違うのですが、定年まであと10年切った非主流派サラリーマンからちょっとだけ。

世代的には50代後半となると、大手企業でも部長だったり、早けりゃ常務、副社長もいるでしょう。まあ、社長もいるだろうし。高校の同級生も、とある大手企業で執行役員とかやってるみたいだし。

社会人1年目から嫌なものは嫌、ダメなものはダメと思って生きてきました。
自分が納得いく説明がなされないことへの嫌悪感は今でもそうですが。

ただ、私はそれを主張はしませんでした。ダメなものを良しというにはそれなりの理由があるはずだからです。嫌々やってました。

嫌々やるって成果上がらないんですね。当たり前ですけど。
しばらく嫌々やってると、その場から外されます。顔に出てたりしてたかも。
そうして、自分の興味あること、得意なことを探して、ある部門の担当にほぼ特化しました。

転勤しても受け持つ仕事はほぼ同じになりました。売り上げが大きいか小さいかの違いだけで。

そうこうしているうちに部下を持つ世代になり。部下を育てるという「作業」が
自分のスケジュールの中に組み込まれ始めました。

植物の栽培には根腐れという現象があって、水を与えすぎることや、植えている土の水はけ、通気性が悪いなど原因はいくつか共通してます。

人を育てるのも同じだなと思いました。
水を与えすぎるのはよくない⇒ある程度は自分で考えて行動させる。
水はけが悪い⇒失敗はポイントだけ指摘して水に流す。
通気性が悪い⇒どんな小さいことでも部下に説明するし、部下の話は必ず聞く。

たまに根腐れしたヤツが部下に来ることもあります。
若ければまだ対策もありますが、ベテランの根腐れは水も肥料も与えません(笑)

私は根腐れしたサラリーマンです。今は根を切り揃えて、土を入れ替えて、明るい日陰で新しい芽がでてくるまで様子を見ている最中かもなあ。


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