日本の外国人に対する態度

報道特集を見て思ったことを手短に…
当然日本国民に不利益が出ることは避けるべきだけども、日本の入管のやり方は不必要に厳しく、完全にオーバーキル。刑務所よりも酷い入管の独房に閉じ込めて、自殺させたりまともな医療を受けさせず病死させたり。まともな精神をしていたらこんなことはできないと思う人も多いだろう。入管の職員はおそらく監獄実験の看守と同様の状態に陥ってるのだろう。そして日本社会全体に渦巻く外国人に対する蔑視や偏見が、この人権侵害どころか殺人的な事態に対する黙殺に繋がっていると思える。巷ではよく日本の〇〇が優れているという話がいやというほど聞こえてくるが、その事実を客観的に知ろうとしてるよりも、自国の優位性を確かめようとしているようにも見える。その点ではどこぞのナチと程度の差はあれども違いが見えない。だから日本人は根拠もなく中国や韓国、東南アジア諸国を中心にバカにし、技能実習生を奴隷として扱ったり、入管で暴行したりするわけだ。ファニエスト外国学院とかいう番組もあったが、あれもよく考えればそのマインドセットの一環と考えることもできる。昔は日本の圧倒的な経済力で、自国の優位性を説いていたが、それが没落すると、幻想でしかないおもてなしの心(裏では入管で多数の外国人を追い詰めているのに!)やらヤマトの心だなんだと騒いでいる。日本は島国で民族の均一性が高く閉鎖的な環境が長年続いてきたのがこのザマだろう。他国では少子化対策で功を奏した外国人移民を受け入れ損なって、今大変なことになってるとすれば自業自得もいいところだ。一体いつまでこんなガキくさい事態が続くのなだろうか。日本の空気はおよそ現代的とは言い難く、アイヌや沖縄、外国人に対する態度は、中国のウイグルやチベットへの態度と遜色がない。こういう事態を知ろうとしたり、そういう人に救いの手を差し伸べようとしたりする若者たち、韓国好きの女子たちにも密かに期待している。この悪しき既存のマインドセットをぶち壊したい。

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