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この違い説明できますか?シリーズ

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タイトルの通り。
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#理科

この違い説明できますか?Part5

重さと質量 重さは物体にはたらく重力の大きさのことです。本来の単位はg重。 よって、重さは地球と月では変わります。 月の重力は地球の重力の6分の1です。なので、地球で60 kg重の人が月で体重を測定すると10 kg重となります。 質量は物体のもつ量そのもののことです。単位はg。 なので、月に行っても質量は変わりません。 月に行ったところで6分の1になるのは体重という重さだけで、質量そのものは変わらないからダイエットしたことにはならないって感じです(笑) ちなみに、空気抵

この違い説明できますか?Part4

このシリーズは誰向けなのか?と聞かれました。 うーん。理科が苦手な子供から大人向けですかね?(笑) 今回は中学理科の範囲から・・・。 電流と電圧 違うってことはわかっていても、どう違うのか説明できないって人は多いと思います。 自分が思うに、電流と電圧を比較するから難しいのです。 そこで、先に抵抗について説明します。 抵抗とは電気の流れにくさのこと。抵抗が大きいほど電気は流れにくくなります。 雷雲から地上へと空気中を電気が流れる。これが雷ですね。空気は抵抗が大きいけれ

【図解】分子と原子と元素と元素記号と化学式と分子式と組成式と示性式と【全5枚】

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この違い説明できますか?Part3

この違い説明できますか?Part1、Part2 というわけで、Part3今回はちょっとレベル高めで・・・。 元素と原子と分子 物質としての最小の単位が分子、その物質を構成しいてる部品の最小単位が原子、その原子の種類が元素。 例えば、1滴の水の中にはすごい小さな水の粒がたくさんあります。その水の粒1粒1粒が水分子。 その水分子は、さらに3つの部品に分けることができます。その部品1つ1つが原子。 その3つの部品は、そのうち2つが水素原子、残りの1つが酸素原子という種類。つ

この違い説明できますか?Part2

前回に引き続き「違いシリーズ」 この違いを説明できますか? 蒸発と沸騰 先日、何かのサイトで「水が蒸発する温度は100 ℃である。○か×か。」みたいな記事を見かけましたが・・・・・正解は×です。 蒸発とは、液体が気体になる現象で、温度に関係なく液体表面からどんどん気体になって空間に飛び出ていきます。もし、蒸発する温度が100 ℃だったら、洗濯物はいつまでたっても乾きませんよね。 沸騰とは、液体内部からも気体が生じる現象で、沸点に達すると起こります。水なら100 ℃です

この違い説明できますか?Part1

理科の教員をやっているとよくある質問に「●●と■■はどう違うんですか?」というのがあります。例えば・・・ 加熱と燃焼 加熱は読んで字のごとく「熱を加えて温度を上昇させる操作」です。 燃焼は「物質が酸素と激しく化合して熱や光を放出する化学反応」です。 具体例をあげると、鉄の塊を加熱すると真っ赤になって融けてドロドロの液体になります。冷やせば固体の鉄に戻ります。 が、スチールウールを燃焼させると、金属特有の輝き(金属光沢)を失って黒く変色し、電流を通さず、磁石にもくっつかな