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リズム感で悩んでる人必見!音符を意識してリズムの基礎力を向上させよう!

バンドをやっているとグルーヴ、アンサンブルなどの抽象的な言葉に翻弄される時があります。しかし、これらはリズムを意識してみるとだんだんとわかってくるようになります!今回はそのためにできる練習方法の紹介です!

まずは4分音符から考えてみよう!

リズムといえば簡単ですが、その言葉もあまり具体性のある言葉ではないと思います。僕はリズムというのも結局は音符だと思っていて、それを理解することによってリズムへの理解は深まると思っています。その音符というのにも8分音符や16分音符、付点音符など様々なものがあります。その中でも4分音符は音符の基礎でありながら、その重要性を見逃しがちな音符だと思っています。というのも楽曲を弾く上で大半は8ビートと16ビートがメインで曲が構成されていきます。なので、曲の中で弾いている音符も8分音符と16分音符がほとんどで、実質この2つがしっかりと身についていれば問題はありません。しかし、そのしっかり身についているというものを具体的にあげると

その音符にしっかりアクセントがあるのか
その音符は伸びきっているのか
BPMにあった音符を弾けているのか

などがあげられます。実はこれらが身についているかどうかがわかりやすいのは4分音符をメインに確かめるとわかりやすいです!では、それぞれをどのように確かめていくのかを紹介していきたいと思います。使うものはメトロノームと楽器だけなので簡単ですよ!

※音符のアクセントに関してはこちらの記事をお読みください


その音符は伸びきっているのかどうか

この確かめ方はいたってシンプルです!

まずはメトロノームをテンポ60にセットし拍を4分の4にセット
音を出すタイミングはメトロノームと同時に出して次の音がなるまでその音を目一杯伸ばしつづける

この時に注意することは音符が切り替わるギリギリまで音を伸ばし続けることになります。僕はベーシストなので、その目線で説明します。ベースが出す低音はバンド内でもアンサンブルへの影響力が大きいです。おかしなところで音が切れてしまうと、バンド全体のアンサンブルが不恰好になるときがあります。
音を目一杯伸ばし次の4分音符に切り替える時に音がずれてしまう場合は音を伸ばしながら8分音符や16分音符をイメージできているかを考えてみてください。4分音符の中には沢山の音符が含まれています。なので、4分音符を鳴らしながら16分音符を頭でイメージするか、口で歌うと音符の切り替わる場所が明確にわかってきますよ!
ゆっくりしたテンポで目一杯音を伸ばすという感覚を体に身につけてみましょう。そのために、他の音符8分音符や16分音符をイメージするとより良い練習になると思います。

BPMにあった音符の長さを弾けているのかどうか

次は音符の長さの確認方法の例です。

まず4分の1(4分の4でも大丈夫)でBPM60にセットする
そのなっている音を裏にする
4分音符で伸ばして弾く

下に例を挙げておきますね!こんな感じになります!


これはメトロノーム練習で裏どりの練習と言われるものになります。本来なら8分音符で弾くのですが、4分音符で伸ばしきることによって4分の4の中でもしっかりと8分を感じていく練習になります。この練習はリズムを弾くという練習よりもリズムを覚えるという練習になります。弾くことにより体で覚え、聴くことによって耳でも覚えます。さらになっている音が4分音符と8分音符ということから1つの音符だけでなく2つの音符を意識しなくてはなりません。それができるとフレーズの間隔がわかりやすくなります。例えば8分音符でできているフレーズを16分音符で捉え、より精密な8分音符のフレーズを弾くことができというのがあげられます。

音符はそれぞれが関係し合っている

ここまでみてくれた方はだいたいわかっていただけたかもしれませんが、音符は単一の関係ではないということです。4分音符の中には8分音符や16分音符、さらにもっと細かい音符が存在しています。また4分音符も全音符の中に含まれていたりと全ての音符が独立していることはありません。なので、音符のリズムはそれぞれ単一で覚えるよりも他の音符と関連させて覚えると習得しやすいです!とくに、4分音符には8分音符と16分音符という音楽にも出ててくる主要な音符とより密接な関係にあります。なので、まずは4分音符を鳴らし他の音符を意識するとそれぞれの音符の長さが比較できてよくわかると思います。今回紹介した基礎練習はそれに特化したものになります。近くに楽器がなかったり、音を出せない環境にいれば手拍子でも大丈夫なのでぜひ試してみてくださいね!




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