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高校バスケ

こんばんは。

久しぶりにnoteを開いて見たので更新してみます。

今現在、東京都にある高校の教員をやっています。

高校生の頃部活中心の生活を送っていた身からすると、学校の雰囲気や、学力、部活への力の入れ方などで先生も生徒も全く違うなと感じました。

改めて、学校の協力の大切さや価値観のチ違い、多様性をしりました。

僕の考え方なのですが、部活に入っている以上参加するのが義務であるということ、部活は費用を抑えれて環境もある程度あるので、誰もが真剣勝負ができる場であることです。

まず、僕のところのオフは、週2ほど設けています。それでも休む生徒はいるわけですよね。ただ、塾や家族の事情など優先順位は人それぞれなので絶対に休むなとは言いません。

僕的に一番許せないのが、練習を休んどいて知らないメニューがあったときに練習を止めてしまうことです。練習効率が遅くなり、何度も止めて説明を行わないといけません。また、練習をしっかり観察する習慣がないことです。これも似たようなことで同じ内容で注意することが増えるし、上達しようとする人は絶対同じことで言われないように意識してプレーしますよね。

ちなみにうちの高校は弱小校です。

やはり、強いチームは当たり前のことを他のチームよりやっているなと感じます。まずは、そこの当たり前を伝えるところ、チームに植え付けるための1年と思って我慢して注意し続けています。

年末には母校に帰ったのですが、女子の顧問(三年間担任)に言われました。

『大地、あいつらはプレー以前に普段の行いが悪い。優勝したお前らは生意気だったけど当たり前のことをしっかりやって、学校の先生たちの評判はよかった。ガツンと言って欲しい。顧問の先生はちゃんとやっているけど、陰でやられちゃ注意できん。可哀想。なんなら帰ってこい笑』熊本弁Ver.と。

最近勝てないのはそういうところだったのかと。恩師も1人で見ていて、40人近くいる生徒を隅から隅までみることができないみたいです。

僕たちは県内最強の九学に勝つために星翔を選び、勝つための行動をみんなで話ながら日々行ってだけだった。それが当たり前の行動だったのです。

色々高校の部活について議論されますが、やっぱり当たり前のことをやれないのであれば部活もクラブも一緒なのかなと。

『コーチである前に1人の大人としてなにを伝えれるか』

これを常に考えながらコーチングに励んでいきたいです。



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