ウズベキスタン旅行・実用ノート~移動/お金/通信~
ウズベキスタンより偏西風に乗って
VIVANTっぽく(?)帰国した神鳥朋子です。
みなさんVIVANT最終話、お楽しみになられましたでしょうか?
我が家にはテレビが無いので、反響を読むのが楽しみ!
さて、先週初めて行ってきたウズベキスタン。
日本に永くお住まいの方にこそ
「今すぐ」「Now」「明日にでも」
行ってみて欲しい海外旅行先 として、
紹介したい気持ち満載で帰国しました。
今後、いくつかに分けて書きますが、
今日は「実用ノート」として、
「明日ウズベキスタンに降り立って
VIVANT登場人物じゃなくても困らない」情報からお伝えします!
これ読み終わったら、アシアナ航空のWebサイトチェックして、
旅行のプランニングを始めよう!笑
1. はじめに
本旅行情報は【2023年9月2日~2023年9月10日】時点のものです。
物価を始め、各種情報は変更になる可能性があることをご了承願います。
特に物価/為替レートについては、かなり変動すると思います。
事前に調べていた博物館の入場料などは、倍近くに値上がりしていたケースもありました。
物価は概ね、日本に比べると安く感じられます。半額前後かな。
ペプシの500mlペットボトル 75円。水500mlペットボトル 50円。
サマルカンド レギスタン広場の入場料金、40000ソム(490円)
タクシーや鉄道代が更に安くて、旅には本当にありがたかった。
2. ウズベキスタン 成田発 7泊9日の全体像
2-0. 全移動工程
1日目 成田 → ソウル → タシュケント(投宿)
2日目 タシュケント → ウルゲンチ → ヒヴァ(投宿)
3日目 ヒヴァ → ウルゲンチ → ブハラ(投宿)
4日目 ブハラ → サマルカンド(投宿3泊)
7日目 サマルカンド → タシュケント(投宿)
8日目 タシュケント → ソウル
9日目 ソウル → 成田
最後の8日目~9日目 は機中泊となり、全体で7泊9日になっています。
サマルカンドで3連泊した以外は、すべての宿で1泊ずつです。
ヒヴァは、もう1泊したかった。旅程が伸ばせたらヒヴァは2泊したい!
2-1. 国際線:アシアナ航空
アシアナ航空で、成田→ソウル(仁川)→タシュケント の経由便を選びました。
予約したのは約2ヶ月前。往復 日本円で12万円強(一人あたり)のエコノミークラスです。
アシアナ航空の直営(公式)サイトから予約をしました。
時間は以下の通り。
<行き>9月2日 13:20 成田 → 15:50 ソウル
16:35 ソウル → 20:20 タシュケント
<帰り>9月8日 22:00 タシュケント → 9月9日 8:15 ソウル
9月9日 09:00 ソウル → 11:20 成田
上記でお気づきかもしれませんが、
ソウルでの乗り換え時間が行きも帰りも45分しかありません。
一件心配に思いますが、
仁川(ソウル)空港で、「Transfer(乗り換え)」の
案内板を見落とさず進めば無問題です。
十分に移動可能な距離ですし、トイレや水の調達は十分可能です。
航空会社も事情よくわかっています。
ただし、免税店のお買い物や、ラウンジ巡りをする余裕はないです・・
2-2. 国内線:ウズベキスタン航空
ウズベキスタンは東西約1000kmに及ぶ横に長い国です。
当初列車のみで国内移動を検討していましたが、
観光主要都市から離れたヒヴァに立ち寄り9日間を設計するためには
国内の移動を飛行機と列車兼用で使うことが賢明だと判断をしました。
結果、ウズベキスタン航空の直営サイトから事前予約をして移動になりました。
2日目 6:00 タシケント → 7:30 ウルゲンチ ※ヒヴァに最も近い空港
3日目 8:20 ウルゲンチ → 9:10 ブハラ
2日目の朝6時のタシケント発の便に乗るために、
朝4時にホテル出てYandex(後述:タクシー配車アプリ)で空港移動し、国内便乗ってウルゲンチ着。(この朝が一番しんどかったというか眠かった笑)
ウルゲンチ空港からヒヴァまでは、ホテルに手配してもらったタクシーで移動しました。
そして、めくるめくヒヴァという別世界。ウズベキスタンに魅了される時間の始まり始まり。
2-3. 国内移動:ウズベキスタン鉄道の旅
ウズベキスタン鉄道公式ウェブサイトから、事前申し込み。45日前から予約ができます。
ウズベキスタンの鉄道旅行、超、オススメです!快適です!
※私の鉄分(鉄道オタク熱)は、高くはありませんが、オススメできます!
特急VIPクラス(日本の新幹線のグリーン車を超える座り心地)を、2時間20ドルくらいで移動できます。軽食サービス込です。
ウズベキスタン鉄道の話を詳しく書いてある記事見つけたので参考まで → 地球の歩き方Web
旅の時間さえあったら、飛行機より鉄道を使って、ウズベキスタンの東西を横断しながら旅したい~~~!って、思ってました。
窓の外に流れる風景を堪能しつくせる贅沢。
もう一度行くなら2週間は休暇を取って、鉄道で横断していきたいな~~~。と思う。
2-4. 町中移動: Yandex(タクシー配車アプリ) 便利すぎて神。
これのおかげで、旅の間中、超快適だったと言っても過言ではない。
キャリアの通信状況も良いこともあり、今回渡航した観光先のほとんど(タシュケント・ブハラ・サマルカンド)では、問題なく使えます。
ただしヒヴァだけは、町そのものに車が走っていないので、Yandexは主流ではないと思います(短時間の滞在だったので詳細不明)
ドライバーさんも観光客に慣れていることが多く、トラブルになったことは一切なかったです。
ちなみに料金、
都市や時間帯にもよりますが1キロ100円もしないことが殆どです。
5キロくらい走ってもらっても 300円とか。
これは本当に安すぎて申し訳なくなるくらいでした。
近場のスーパーに行ったり、観光拠点に移動するのに、かなりお世話になりました。
あと、Yandexはクレカも使えるようですが試していません。私はすべて現金支払で対応しました。
たまにドライバーさんが、おまけしてくれようとするので、
「いやいや、ちゃんと払うよ~」と、おまけを固辞しても、
「いいんですよ」と、固辞したことをを固辞される、なんかすごく優しい国です。
※タクシーに限らず、そんなことが度々あったウズベキスタン。良い人にたくさん出会えました。。。
3.ウズベキスタンのお金。基本現金を推奨。お店も結構クレカ使えるところもあり。
3-1.現地のお金
2023/09/02時点の銀行レート:1USドル($)= 12600スム。
空港を出たところの銀行で両替しましたが、そんなに悪いレートでもなかったので、一定量の両替をしておいてよさそうです。
現地の通過流通は 1000スム (約12円) で切り上げ/切り下げ で行われています。1000スムを下回るとお釣りがキャンディだったりします。
あと、タシュケントで見かけた下の写真の緑のATM(Ipak Yuli Bank~イパック・ユーリ・バンク)では、USD(アメリカドル)のキャッシュを、ウズベキスタン通貨に両替/再両替も可能です。これは便利。手数料もゼロだったのと、両替レートも極端に悪くなかったので、旅行終期のキャッシュ調整にありがたいですね!
USD → ウズベキスタン両替時に受付可能な額面は 20/50/100ドル
ソム → USDへの再両替は 100USD単位のようでした。※機械によるかも
3-2.クレジットカードの利用
ホテルや大型・中堅スーパー(国内外チェーン店など)ではクレジットカードの取り扱いOKなこともあります。ヒヴァの高級レストランでのクレカ決済も可能だった一方で、サマルカンドのホテルでは使えなかったりしました。小さな個人商店っぽいところで、クレカOKだったりもしますので、さまざまです。
ATMのあるサマルカンドやタシュケントは、VISAカードでのキャッシングが出来るようです(ホテルの人が言ってました)が、私自身はトライしていません。
4.ウズベキスタンの通信に関すること
4-1. SIMカードの購入オススメ
タシュケント国際空港の、荷物待ちターンテーブルがある一角に、SIMを販売しているコーナーがあります。ここで、SIMを買ってすぐにActivateして、旅行中の通信は大変快適。や~~~ほんと快適でした(^^)
ツアーで出かけた超山間部とか、ブハラ~サマルカンドの鉄道移動時の砂漠地帯を除いて、通信状態も非常に安定しており、切れることが殆なかったのは、「beeline uz」(キャリア名)
空港でのSIMカード購入価格は、1ヶ月有効、15Gまでで、6万ソムと非常にリーズナブル。電話番号もついてくるので国内サービス受けるときの連絡用としても機能します。
4-2. 無料WiFiについて
ホテルはどこでも無料のWifiがあって快適です。それはそれは快適です。
一方で、鉄道や、飲食店などの無料Wifiは、あまり見かけませんでした。
(SIMカードでキャリア回線が快適に使えすぎ、私が見逃している可能性はあります)
5.ウズベキスタン特有の注意点~レジストレーション(滞在証明書)はホテルでもらうこと
これが私にとって一番盲点だったかなと思う点でした。
海外からの渡航者は、レジストレーション(滞在証明書=ホテルに泊まったことを証明するもの)をホテルに発行してもらいます。これはウズベキスタン出国時に、提示することを求められます。
正直私はこの点について勝手に懐疑的でいたこともあり、
出国時に本当に求められてびっくりし(苦笑)
もらい損ねていたホテルもあって、内心焦りました((汗))
結局、3枚ほどパラッと見せたらパスできたので胸をなで下ろしました。
ホテルのチェックアウト時に、これだけはちゃんともらっておきましょう。
せっかくの旅の思い出が、出国時のトラブルで台無しは勿体ないので!
6.小ネタ:服装について
イランや一部の中東と比べると、割と穏やかなイスラム文化なウズベキスタンなので、一般的な観光客の服装に対しても寛容です。ありがたし。
モスク等の宗教施設に入る時のみ、男性女性ともに短パン禁止、女性は頭にスカーフと長袖のシャツを着るように言われます。
私、今回の旅行で、頭皮の日焼け防止も兼ねて、なんちゃってターバンを被っていたのですが、頭はこれで全部OKでした。
薄手の長袖シャツは防寒のため持ち歩いていたので(七部袖くらいのもの)それでOK。
久しぶりに noteがっつり手書きしたわー!
VIVANTで盛り上がる、
ウズベキスタン旅の続きを乞うご期待ください!
お読みいただいて、ありがとうございました。ラフマット~(ウズベク語:ありがとう)
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