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【考えるな感じろ】な場面、「自分の強み」でサバイバルする話:前編(世界一周ネタ)

あっついねん!
真夏生まれとしては最高の季節やねん〜♪
とはいえ灼熱過ぎる最近・・・リモートワークで自分最適な気温の中でお仕事出来るのって、ほんまにありがたいこっちゃーと思って過ごしてます。

毎年夏休みの海外旅行で、元気溌剌エネルギーチャージ欠かさず生きてきたんやけど、今年はさすがに見送りやろなぁー、たぶん・・・
その分、他色々やりたかったこと(noteもそのひとつや)いっぱいやっとこ。

ということで今日のネタは

海外国境の無人の山道で移動手段と通信手段を無くした、うら若き日本人女性のピンチの実話です。うら若かってん。ほんまに。

誰も通らない山道で、ありえない事故発生

むかしむかし1998年3月のお話。
世界一周旅を始めて約5ヶ月目のラオス、ムアンシン村にいたときの出来事。

中国との国境まで10数キロ、という地点のムアンシンで、レンタサイクルという名のママチャリを100円で借りて、とっとことっとこサイクリングに出かけました。向かうはラオスと中国の国境地点である。

道途中、何もないねん。そんで、まぁまぁ登り坂の山道やってん。
私の記憶にあるイメージ ↓

自転車で走ること1時間半。

中国国境見えた。疲れた。
登り坂ママチャリ疲れた。もう帰ろう。Uターンや。



小高い丘から坂道を自転車全速力で駆け下りる相棒さん(今の夫くんである)を見送り、呼吸を整えた私、マイペースに帰ることにした。

来る時しんどかったけど帰りは楽勝や~~~~ん
スピード出てるんか知らんけどメチャ揺れる〜〜〜るるるる・・・・・
未舗装道路にしても、ひ、ひ、ひドドどくゆゆ揺れれ



ガガガガラガラガラガラチシャーーーーン

???????



■■■舞台暗転■■■  

私の体は宙に投げ出され。
地面との衝突の痛み、驚き、混乱。
地面に這いつくばったまま、独りたっぷり1分間ワンワン泣いた。


「誰も助けにこえへんなぁ・・・

風の音めっちゃ聞こえるなぁ・・・・

1人で泣いてても何もならへんなぁ・・・・

何してんねんやろワタシ・・・」



と、我に返りすごすご泣き止み、冷静に状況確認すると、

擦り傷と血と砂利に全身まみれた私と

大破したママチャリ

ええええええ

待ってまって待って

レンタサイクルやで?
お金払ってんで?
自転車がボキって折れる?

「あーやっぱりな!」
とか、無い無い!そんなんなるなんて思って借りへんやん!!!
嘘やろ!(いや、ほんま)

敵か味方か、それともスルーか

さて困った。
おもむろに困惑した。

自転車は使い物にならない。
私の体は幸いなことに骨折とかしてないけど、軽く捻った足首はちょと痛い。
相方との通信手段も、当時はもちろん何もない。

ラオス〜中国のど田舎国境、これから誰かが通るかどうか確証はない。
(ちなみに往路ですれ違った人・車は殆ど無い)

うーん。大破した自転車担いで、村まで歩く・・・しんどいなぁ。。。。


・・・・・というところに!

中国側から、ラオス・ムアンシン村へ向かう小トラックが走ってきたやん
すごいラッキーやん

↓イメージ。大体こんなんやった記憶。

中国の方が乗っていたので、止まってもらって事情を説明

できへーん。

言葉通じへーん。

めっちゃ怪しい血だらけのどっかのアジア人と思われてるでーーー。

次号に続く。

※長くなったので後編は別に書きます。
話の長い私を暖かく見守ってもらって、おおきにです。
この話をどうやって一体、チームビルディングやらリーダーシップやらキャリア開発やらにブリッジさせようとしてるんか、自分でもよく分かってないけど多分なんとか道は拓ける。。。と信じている。。。。

今日の一冊:アド・バード(椎名誠)

椎名誠さんと言えば紀行文やエッセイが有名やねんけど、
数少ないSFの中の「アド・バード」が、まじで最高にクールで面白くて10回は読んでんねん。まじで。

ハードボイルドSFでありながら、
広告社会への風刺、
ロボットと人との境界は超えられるんじゃないかという期待、
一番身近なチームである家族愛、
などなど、たった1冊のSFに盛り沢山のテーマが盛り込まれてて、

なんやこれ、盛り込み過ぎやろ!どんだけお買い得なんやー。

ってなりながら、10回感動して泣ける、時代に色あせない物語やねん。
SF好きな人ぜひ読んでみてー。
ワタシの周りに、これ読んだ人の話きかへんから、めっちゃ座談会したい。

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