年収が上がるマーケターの”構え方”とは?(すがけんさんの教えvol.1)

こんにちは、inacです。

現在僕はマーケティングの仕事をしているのですが、

今回は、僕がとても尊敬している、企業の10倍成長アドバイザーである、"すがけん"さんこと、株式会社ムーンショット代表取締役の菅原健一さん(@xxkenai)に大変貴重な学びの機会をいただいたのでシェアさせていただきます。

(note初投稿ですが、自己紹介はまたどこかのタイミングで。)

教えていただいたことの要素はたぶん全て記憶しているので、そのままポイントを挙げていくのも良いと思うのですが、すがけんさんご自身が日頃様々なところで発信されているので、あえて僕なりの切り口に変換してシェアさせていただくことで、読み手の方の学びが深まるのではないかと思いました。なので、すがけんさんのご本人の発信内容をベースにご参考いただければと思います。

僕はすがけんさんの教えを通して、以下のような方に価値を”お約束”します。

・”年収を上げたい”と思っている方

・”自分の価値をもっと認めてもらいたい”と思っている方


※マーケターの方が比較的多く読んでくださると思いますが、教えていただいたことはあらゆる方に有益だと思うので、マーケターでない方にも伝わるように書いてます。


●マーケターの存在価値(年収)はどこから生まれるか?

あなたはマーケターとして(そうでなかったとしても)、あなたの存在価値はどこから生まれているのでしょうか?

例えば今会社からお給料をもらっているならば、そのお給料分の価値を”証明”できていますでしょうか?

「会社の給料が安くて、、、」と不満を述べる方も中にはいますよね。

「自分は売り上げに貢献している!もっともらっていいはずだ!自分にはもっと価値があるんだ!」みたいな。

※僕は会社員をしたことがないのですが、恥ずかしながら後者と似たようなことを思っていた時期がありました(遠い目)


●”価値”はどのように成立して、”証明”されるのか?

そもそも”価値”とはなんでしょうか?

もし、自分の言う価値が指標となるならば、つまり、自分が価値を決めて、それを人に押し付けられるならば自分はある意味神様になってしまいますね。

あなたがカレーライスをつくるのがめちゃくちゃ得意で、周囲からも好評を得ていたとしても、お腹いっぱいの人に「自分のつくったカレーはマジうまいし、価値がある」と思って無理やり食べさせても、”相手にとっての価値”は発揮されませんし、「はい、1万円ね」と言っても相手は払いませんし、仮に無理やり払わせても価値は”認められてません”よね。

同じ人であっても、提供するタイミング(文脈)によって、価値は変わります。


「俺(私)のマーケティングのスキルって本当レベル高いし、自分は同僚たちよりも賢いよな。だからもっと給料もらっていいよな」と思っていても、自分がそのスキルで ”変化量として” それだけの分の価値を生み出し、認めてもらえていなければ、労働力と給料という価値の交換がフェアに行われていません。

なので、そこで相手がその分の価値を認めてくれているかどうかを無視して、自分が勝手に思い込んでいる主観的な価値を報酬として要求し、仮に相手がしぶしぶお金を払ったとしても次はもう払いたくないと思われてしまいますよね。(会社は社員を一方的に解雇できないとか、希望額を一方的に要求しても通らないみたいな話は一旦置いておいてください)


つまり、自分が思っている価値とは、あくまで主観的な価値に過ぎず、どれだけ自信があろうと、どれだけ自分が努力してきたのであろうと、どれだけ時間を使ったのであろうと、絶対的な価値にはなりえません。

価値とは”感じる”ものであり、”感じ方”は人それぞれだからです。そして、それは文脈、関係性から決まってくるものなので、商売としてお金をもらう以上は、”払う人” と ”もらう人” との間だけの関係になるため、”払う側が認める価値が絶対的価値”です。

「価値は自分の努力ではなく、相手の変化量で決まる」byすがけんさん

お金という一種の共通言語で自分の労働力とお給料を交換するならば、会社(払う側)にとって、あなたに払う金額分かそれ以上に価値を感じていないならば、あなたは価値を与えるどころか奪ってしまっているのです。


●存在価値は価値の創造と証明から生まれる

僕たちは会社なり、個人の方からなりお金をいただくならば、「価値の創造と証明」をせねばなりません。

今会社員としてマーケターをやっているならば、お給料をくれている会社が実質のお客さんですが、会社に給料の原資となるお金を渡してくれているのは会社のお客さんなので、会社のお客さんに”価値の創造し、証明する”ことで、会社に”価値を創造し、証明しなければなりません”

マーケティングを正しく行えば、会社のお客さんはお金を払い続けてくれます(後述)し、すると会社の売り上げとして反映され、それが”変化量”として”証明”されますよね。

もちろん、ほとんどの会社は自分以外の方達も力を合わせて活動しているので、自分一人が実質どれだけの変化をもたらしたかを計測することは難しい場合が多いかと思いますが、それでも結局のところ、自分の仕事ぶりによって、会社のお客さんや会社の上司なりお給料を決めている人に、”プラスの価値の変化量”を創造し、証明して認めてもらわなければ、”お金をもらい続けることはできない”ということです。

つまり、マーケターの存在価値は、”会社にどれだけプラス変化量をもたらしているか”で決まるので、そのためにはまず会社のお客さんに”価値を創造し、証明”することから生まれてくるのです。


●自分のベクトルはどこを向いているのか?

今回僕が一番シェアさせていただきたいのはここです。


とにかく僕たちが誰かに価値を認めてもらいたい(そしてそれなりのお金をもらいたい)ならば、       

「相手がどう感じるか」 

が全てなのです。

そこに、

「自分はがんばっている」とか、「自分はこれだけ時間と労力をかけた」とか、「自分は今の職務につくために必死にがんばってスキルを身につけた」とか、「大学受験めっちゃ大変だった」とか、

そーいうことは1mmも関係ないのです。


しかし、そこで「価値は相手の変化量」であり、「価値は相手がどう感じるかが全て」ということに気づけなかったり、向き合えないと、

「自分はこれだけがんばっているのに」みたいな感情が生まれて、

”ベクトルが自分に向いてしまう”

のです。

これは最悪の事態ですよね。


なぜなら、

”価値は相手がどう感じるかが全て” なので、ベクトルが自分に向いたら、

”相手がどう感じているのか” ということに

意識が向きようがありません。


ということは、

”相手はどんなときにどう感じるのか。どうすればプラスの変化量を大きく感じてくれるのか” ということを考えることすらできないので、

”相手にとっての価値”を創造しようがない

ということです。


そして、創造しようがないのならば、自分がどれだけがんばろうと

”一生証明されない”

ということです。


そんな中で、「自分はがんばっているのに報われない」とか、「認めてくれない周りが悪い」とか、「周りの人たちは自分の価値に気づくことができない人たちなんだ」とか、「お客さんはウチの商品・サービスの価値になかなか気づいてくれないなー」なんて思っていたらどうでしょう。

マーケティングも、人生も、そう、

あらゆる人間関係がうまくいきようがない

ですよね。

お金もそうですし、多くの幸せは人からやってきますよね。

ですから、

”価値の創造と価値の証明”

というすがけんさんの考え方はあらゆる人に有益な視点だと思いますし、証明するためには

”自分のベクトルがどこを向いているか”

ということがどれだけ重要かがおわかりいただけましたでしょうか?


ベクトルが自分ではなく、相手に向き、

そして、”相手から見た” 自分や自分の労働力、自分たちの提供する商品・サービスというものに意識が向き、

「相手の変化量」フォーカスし続けられるならば、努力は正しい方向に向かい、試行錯誤した末におのずと実が実るでしょう。


そう、年収が上がるマーケターの”構え方”とは、相手がどう感じているか、

どのくらい変化をもたらしたか、ということを常に持ち続ける1つの姿勢なのです。


●まとめ

・価値は”相手がどう感じるか”が全て

・価値は相手の”変化量”

・マーケター(会社も)は”価値を創造し、証明すること”

・うまくいかないマーケター(年収が上がらない、価値が認めてもらえない)は、ベクトルが自分に向いている。

相手から見たベクトルが重要。


以上、すがけんさんに教えていただいたことの一部をシェアさせていただきました。まだ補足したいことや、他にもたくさんのことを教えていただいたのですが、すでに長くなってしまったので、また別途書きます。


●次回の内容

すがけんさんの教えvol.2では、”相手から見た自分のベクトル”という視点を常に持ち続ける方法などについてシェアさせていただきます。

実は”相手から見た自分のベクトル”を”意識”するだけでは不十分なのです。


●最後に(お願い)

いかがでしたか?価値を”感じて”いただけましたでしょうか?

もしよければ感想をいただけませんか?すがけんさんの教えについてだったり、僕の伝え方・書き方だったり何でもご意見いただけたら嬉しいです。


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お読みいただきありがとうございました!

(すがけんさん、貴重なお時間を本当にありがとうございました!)


P.S.

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僕自身購読させていただいているので、自信を持ってオススメします。


もっと価値を創造し、証明するための”構え方”を身につけたいなら こちら ※必ず自分で考えた後に答え合わせしてください。


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