不機嫌からは何も生まれない

こんにちは!今回は、不機嫌からは何も生まれないというテーマでお話していきたいと思います。

今、自分の人生に100%満足している人って中々いないですよね?

人は皆、誰に知られずとも、悩みや不安を抱えながら、それを表に出さずに働いているのかなと…。

ただ、そんな中、まるで自分は悲劇のヒロインかのように振る舞う人や、いつも社会に不平不満を持って不機嫌な感情を出している人、もしくは、SNSなどに匿名でそういった感情を吐き出す人もいて、今回は、そういう負のオーラを内外に振りまいてストレスを発散した気になっている人だったり、そういう人が自分の周りのにいたとしたら気をつけた方が良いですよというお話になります。

そう言っている私も当然、自分の人生に不満がない訳ではありません。

ただ、自分が今まで生きてきて、「色々な選択を自分で選んできた先にあるのが今の自分」ということを意識してますので、その不満の矛先は自分に向いています。

会社員の方が、飲み会で自分の会社や上司の悪口や不満を言っているのも、自分でその会社を選んだのは自分ですよね?

就職活動で自分が志望して、その会社のために自分の平日の時間を使ってお金に交換してもらう契約を結んだのは自分ですよね?

自分の人生を自分の意志で他人(会社)に委ねてしまっているのは、自分ですよね?

会社の寿命だって、今はどんどん短くなっていっています。会社同士の熾烈な競争にさらされて、DX化も進むことで、大企業がベンチャー企業よりも優れているなんてことはありません。

そう、あなたと契約している会社だって、あなたの給料を毎月払うのに必死なのです。

あなたの給料は、会社からしたらコスト(経費)でしかなく、なるべく経費を少なくして売り上げを増やして利益を出し続けなければなりません。会社には、社員という人件費をなるべく抑えながら、社員を労働力として売上を最大化する努力が株主から求められているのです。

社員からは賃上げ要求、株主から利益追求、顧客からはより良いサービスを求められる…

ここに景気の波や時代のニーズなどを上手く汲み取らないと、直ぐに倒産の憂き目にあってしまうのですから、会社経営は本当にシビアです。

話が少し逸れてしまいましたが、こういった会社の事情を鑑みると、会社員でいる以上、自分の給料や働き方、自分の時間をコントロールできないのは当然ですよね。

多少不満があるものの、会社員が今のまま、そこそこの年収がいつまでも続くだろうと思っている思考は要注意と言えるでしょう。

そこそこの年齢になった時に、リストラなどの厳しく残酷な現実を突きつけられることになってしまった時に困らないようにするためには、不機嫌の理由を他者に向けず、自分に向けるべきでしょう。

ただ、自分のせいでこうなった…みたいな内向きな気持ちで自己否定するのではなく、今の状況を打破できるのは自分だけ、自分ならできるという自己肯定感を身につけ、

「自分の人生を自分でデザインする」

といった考えで持つべきなのかなと…。

自己責任自己肯定、この2軸を持って行動していけば、自分のコアな強さを発見でき、そこで勝負することで、自分の価値がより高まります。

ただ、こういう話を聞いて、直ぐに何かの資格などの手に職をつけたがる人は要注意。

ビジネスにおける優位性というのは他との差異なので、資格を取得しただけでは、自分の市場価値というのは高まりません。

同じ資格を持つ人は沢山いるからです。

また会社の業務に付随する資格、TOEICや簿記、宅建などの資格取得しても、それは会社員として評価が多少上がり、給料も多少上がる程度です。

宅建より物件とはよく言いますよね。

私も宅建は持ってないですが、物件は結構持ってます。

資格取得が悪いということではありません。

自分が取りたいと思った資格は誰のために取得したいんですか?会社のため?自分のため?

自分のための資格取得でしたら、取得するのがゴールではなく、あくまでスタートですよね?

資格を守りのカードとするなら、攻めのカードをきちんと得なければ、その資格は全く価値のないものになってしまうでしょう。

同じ努力をするなら、全て自分にベクトルを向けてするべきです。

ビジネスにおける優位性は他との差異ですから、その違いは人それぞれ異なるので、ここでは個別具体に何を努力すべきということは明言しません。

ただ、これだと決まったら、他の選択肢は捨てて、自分の価値を高めようと、一心不乱に十分なお金と時間をかけるのが得策です。

アマチュアからプロになるまでには、それなりに時間もかかりますし、自己投資も必要で、大きな苦労も伴います。

明確な目的・目標を持ち、準備を重ね、行動した先に成功があるのです。

真面目にやっているのに一向に成果が上がらないという人もいるかもしれませんが、それでしたら自分に向いてないのを自覚して他のことに取り組んだ方が良さそうです。

会社員でも長時間、仕事をした気になって成果が出ないのに粘って時間を稼ぎ、残業代をもらおうとする乞食社員がいますよね。

長時間労働をすることで会社への忠誠心をアピールしているつもりですが、時間内に成果も出せず仕事も片付けられないとしたら、無駄な労働であり、無駄なコストです。

無駄とわかっていながら続けられるのは、給料という安定があるからなのかなと…。

ただ給料はあくまで自分が暮らしていける経費にしかならないので、不機嫌な人が多いのでしょう。

不機嫌の原因を他人のせいにして、主体性がなければ、時代に流され、周囲に流されて、利用されるだけです。

自分の人生は自分でつくっていく
自分の人生に責任を持つ

こういう思考でいるとつまらない不機嫌な気持ちは無くなるのではないでしょうか。

今回は、不機嫌からは何も生まれないというテーマでお話させていただきました!

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?