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JAWS PANKRATION 2021の同時試聴会をやったぞ!

こんちゃす!今年もJAWS-UGの24時間イベントが開催されましたね!
しかも今回は地球規模らしいぞ!!!(???)

去年の話はこちら。

あらすじ

JAWS DAYS 2021の後(時期不明)の飲み屋での話。

かが「よしえさん今年は24時間イベントやらんの?」
よしえ「疲れるしもうやりたくないわww」
かが「とか言っといて!アイディア何かあるやろ!」
よしえ「まぁネタが無いことは無いんやけどなー」
かが「じゃあ開催するなら同時試聴会またやるわw」

ってことで8/8に開催情報がオープンになった直後くらいに同時試聴会イベントをFacebookで作りました。この辺は去年のJAWS SONIC 2020の流れと全く同じ。

よしえさんの開催予告ツイート。

直後に俺が同時視聴イベント作成。

今年の24時間イベントのここがすごかった

・相変わらずのシングルトラック24時間連続配信
・国内外のスピーカーによるグローバルなセッション
・まさかのJeff Barr登壇
・イケイケのジングル動画
・ポケトークを活用した同時通訳
・ノートラブル

ポケトークを初めて知ったんですが、文脈を判断?してるのか、変換の精度が高くて驚きました。スピーカーの方が変換・文節を意識した発表(発声)であることも、グローバルイベントとして参加者に優しい良い仕組みだなーと思いながら見てました。一方で、恐らくスピーカーの方は変換のタイムラグを意識して普段の7-8割くらいしか話せないと思うし、英語を考慮した資料作りも相まって大変そうでした。本当にお疲れ様です。
裏でこっそり物流周りの苦労も聞かせて貰ったのですが、まあ難しいっすよねモノを届けるってさ・・・インターネッツと違ってよ・・・って感じですわ。

イベント自体もほぼノートラブルで最高でした。オンラインカンファレンスはオペミス1つで配信が中断・終了してしまう危険があり、24時間ぶっ続けという事を考えると体力も精神力も必要で、そこをノートラブルで上手く回せていたスタッフの皆様には頭が下がる思いです。流石でした。みんなえらい!!

このセッションが良かった

AWS Step Functions の AWS SDK サービス統合は世界を変える。
Step Funcitonsは全然使ったことがなかったんですけど、最近のアップデートですごいことになってるぞってクラメソの臼田さんから教えてもらってから気になったセッション。つまりリアタイ視聴してないので後で見ます・・・。

センサーとデバイスと仮想空間を用いたスマートな店舗作り
クラメソ横田さんのセッション。DevelopersIO CAFEの作り方というか、デバイスとかセンサーの話とか、ユーザー体験の話とか、AWSサービス云々の先の話を聴けて興味深かった。個人的にAWSのサービス単体の話よりはそれをどう活用するかという話が好きなので。

JAWS-UGに至る日本のエンジニアコミュニティ20年の歴史
15分でどこまで話してくれるのか気になってたセッション。残念ながら全然時間が足りず・・・可能であれば別の機会に改めてお話を聞きたいなというところです。お酒飲みながら1時間枠のパネルディスカッションみたいな感じでどうでしょうか。

攻撃し続けた僕と検知したりしなかったりするツンデレの君 (GuardDuty) の歴史
俺は臼田さんをベストスピーカーとして表彰したい。それくらい最高だった。このセッションを見るためだけに朝の4時に起きたのはこのイベント最大の正しい意思決定だったと言える。4時半くらいに同時視聴民も集まってきて、セッションを見ながらみんな最高って言ってた。サービスの説明とちょっとしたお笑いの分量が最高のバランスだったので、このセッションを見ていない人はアーカイブ配信されたら絶対見るように。(されなかったら察しましょう)

このAWSサービス覚えてますか?(Ano-AWS-Service-ha-ima)
GUIからは使えずともCLIからは使えるサービス達の話。あのサービスあったよねwwっていう簡単な話だけではなく、サービスを提供する側の責任とかメンテナンスの難しさとか、そういうのを考えさせられるセッションだった。OpsWorksとElastic Beanstalkの明日はどっちだ!

AmplifyとAppsyncでのプロダクションにフォーカスしたサーバレスアーキテクチャでライブコマースシステムを開発。
俺たちの三浦さん。やってる事もセッション内容も着実にレベル感があがってて本当にすごいし尊敬する。VPC周りの考え方についての話がインフラ出身の自分にとっては良い意味で衝撃的だった。またセンチュリオンホテルのサウナに行きましょう。

2022年に生き残って成長する
Jeff Barrのセッション。
着ているJAWSのTシャツとスライドの写真のチョイスが気になりすぎて内容が頭に入ってこなかった。

グローバルクラウドコンプライアンスにおけるトレンド
ポケトークを忘れたのでSelf Translationしますの松本さん。すごい。
「みんなコンプライアンスとか監査とか嫌いかもしれんけど、それって自分たちを守るためなんだから、ちゃんと考えてやっていこうね」っていう話。AWSにはちゃんと良いサービスがあるんだからやっていけと喝を入れられました。

AWS FIS の実験テンプレートを書いてみよう!!
最近話題のFIS(Fault Injection Simulator)のお話。こういうサービスが出たっていうのは知ってたけど詳細まで全然追えてなかったのでたすかる。現時点でターゲットにできるリソースは限られているけど、将来的にはそこが拡充されて定期的なテストに使えそうだねって話を裏でしていた。

Lambdaでサーバレス化した時に考慮し忘れちゃったこと
このイベントの数日前にLambdaのThrottlingが起きてしまったので正座しながら聞かせて頂きました。

AWSアカウントをOrganizations配下に入れようとしたらVPCまるごとお引越しをした件
トリにふさわしい内容だった。タイトルだけ見た同時視聴民は「え、それだけでVPCの引っ越しする必要なくない?」って言ってたけど、セッションを聞いていくうちに謎が明らかになった。そしてDB系の移行の話については失敗しまくった過去の苦い記憶が蘇って泣いちゃった。時間制限がある中でノーミスで移行をやりきるのは尊敬。優勝。

こういうのがあったら良かった

アンケートに書くのを忘れた個人の感想です!

・タイムテーブルにセッションのレベル感を出したら良かったかも
 re:Inventのタイムテーブルみたいなやつ。
 実はプロポーザル提出の時点ではあったらしい?

・真面目系セッションに加えて笑えるセッションもあったら嬉しかった
 深夜帯を乗り越えるためのお笑い系・脱力系セッションが欲しかった
 (無かったので寝てしまった)

同時試聴会について

まずは同時試聴会に参加してくれた方に感謝です。自分1人ならイベントに飽きてめっちゃ寝てた可能性があるし、最悪アーカイブ見ればいいやってなって参加してなかった可能性もありました。翌日からグラブルの古戦場だったし。

自分は適当な場所(Facebookイベント & Zoom)を用意しただけですが、もしもみんなが集まってわいわい騒げる楽しいイベント会場になっていたなら主催者冥利に尽きます。雑談だけじゃなくて技術的な話をフォローして貰えたり、みんなでセッションを聴きながら「わかる!あれ大変なんだよね!」って話をしたり、緩くともJAWS-UGの繋がりを感じられて個人的にはめっちゃ楽しかったです。