NO FPS, NO TK.

今年も書く内容はゲームと私についてである。TKといえばFPSだ。興味があるならぜひ読んでほしい。なければブラウザバックしてほしい。

1.ゲームとの出会い

 僕がゲームと出会ったのは小4のときだった。周りはDSやPSPで遊んでいる中で、僕がやっていたのはドンキーコングのgame & watchである。

 なんとなく予想できるかもしれないが、うちは娯楽に厳しい家で小4になるまでアニメはドラえもんのみ、当然ゲームなどもってのほか。そこで渡されたのが、昔親が遊んでいたこのゲーム機だった。

game & watch

2.流行りのゲーム

 公立の小学校ではなかったため、友達の家は電車を使わないと遊びに行けず、そんな中で流行ったのは公園での遊びではなく、誰かの家まで行ってポケモンや遊戯王だった。私はどっちも持っておらず、あくまで友人たちがゲームをしているのを聞くだけ。とはいえずっとゲームというわけではなく、近くの公園に行くときは楽しかった。その時のために遊びに行っていたといっても過言ではない。でもやっぱりみんなとゲームしたいなあ、なんて。

 駄々に駄々をこねて初めて手に入れたゲームはPokemonブラックとイナズマイレブン ジ・オーガだった。mast20の世代の人たちであれば同じシリーズのゲームをやっていたのではないかと思う。うちの親は基本的に優しいがことゲームに関してはうるさかった。念願かなって手に入れたゲームも1日30分で土日のみ。

はじめて買ってもらえたゲーム


 一回手に入ると、次の欲が出てくる。僕は友達とゲームがしたかった。みんなポケモンはダイパで卒業しており、プレイしているのはモンハンだった。せっかく買ったゲームだが、一人だと面白くなくてすぐやめた。

3.謎の流行り

 中学2年になって、なぜかポケモンが流行り始めた。最初はこの年になってゲームなんて、ってほくそ笑んでたけど彼らはいわゆるポケモン廃人だった。皆さんも種族値、個体値、努力値などをにわかに聞いたことがあるかもしれない。それだ。彼らはそれに狂わされていた。

友達とポケットモンスターX

  そんな狂人の一人に熱烈に誘われてポケモンXを買った。楽しかった。なにより人とやるゲームが何より楽しかった。正直タイトルは何でもよかったと思う。同世代に同じゲームをプレイしているという事実がうれしかった。

 しかし受験期につれみんなゲームから離れていった。もともと家ではゲームをやらなかったので遊び場がなくなると僕もゲームから離れていった。

4.流行りのPCゲームがあるらしい


人をおかしくするゲーム

 大学に入るときに友達にゲーミングノートPCを買わされた。APEXと僕の出会いはそこだった。マルチでできる今流行りのFPS(first person shooting)。はまる理由しかない。コロナ期もあってずっと家にいた大学1年生はずっとAPEXをやっていた。次第にずぶずぶと沼にはまっていき、2年生に上がるころにはプレイ時間は2000時間を超えていた。しかしこんなに長時間やってしまったのは友と勝ちや負けを分かち合えたからだと思っている。ゲームをしていて今までにはない感覚で、なによりもそれが僕を惹きつけた。

5.ゲームがスポーツになる時代

 Esportsがにわかに人気を博し始めた。そのもととなったのは5vs5fpsの
VALORANT。世界大会も毎年行われていて、離島ということもあり当時日本は笑いものになるくらい弱かったが、それでも競技性や戦略性の高さから、友人とスポーツ観戦ながらに大騒ぎしていた。

 プレイを初めて1年弱たったころ、valorantの日本代表で出場したZETA DIVISIONが世界3位を獲得した。彼らは圧倒的な下馬評を何度も覆して、表彰台に立ったのだ。めちゃくちゃうれしかった。このゲームに限らず、日本はどのFPSも世界で弱い。そんな世界の常識を覆した。

日本で今最も流行っているFPS

 この出来事がゲーム好きの僕に拍車をかける。mastでもVALORANTのプレイ人口が増えた。中学で付き合いのあった友達はみな、僕とは全く性格が違うが、勝った瞬間、負けた瞬間だけは同じだった。それが何より楽しかったし、VALORANTはAPEXよりその色が強かった。

6.FPSとは

 誰かと楽しいことがしたい、その手段がゲームだった。そしてなにより友達するFPSは楽しい。長い間、友達と協力して何かをすることに飢えていた僕だからこそ言えることだろう。まだまだゲームだからって、あまりよくない目をする人もいる。僕もゲームは正直やりすぎはよくないと思う。しかし人と協力してプレイするゲームにはそんなことが気にならなくなるような面白さがある。
 
 ことFPSに至っては、敵も味方もガチだ。だからこそ面白い。友と勝ちを分かち合い、そして負けの悔しさから、友と勝つ方法を考える。
 あなたもFPSをやってみませんか?

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