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【第七歩】「わたしは真吾」と、楳図かずおと、高畑充希に2022年最後の思いを馳せるの巻

12月の高畑充希

 本日は2022年の大晦日ということで、今年やり残したことをやらなければならない。
 といことで、しばらく投稿をおろそかにしていた本マガジンの投稿をしておきたい。
 来年はもっと、投稿を加速させねばならない。

 12月初旬には、FNS歌謡祭にて、すばらしい歌声を披露した高畑充希。
 個人的な感想を言えば、やはりこの人は、さまざまな表情を見せるのだなということ。
 正直言えば、山崎まさよしのカバーはなぜか恥ずかしくなってしまい、まだ、一度しか観ていない。
 「青春の続き」の方は既に日々何度も聴いているだが、実際歌っている姿を観ると、ああこういう表情で歌うのだな・・・という感慨深いものがあった。
 実際の舞台の方はこれからなので、曲と舞台そのものの関連性がまったくわからないのだが、今回の演出は、衣装も含め、椎名林檎の世界観を体現したように見受けられた。
 半分肩を出した衣装は、ワタシにとってかなりインパクト大。
 高畑充希は、通常は、あまり色気というものを醸しださない代わりに、このように露出は、かえってドキッとさせられてしまう。

 多くの方々が思われたように、山崎まさよしの歌のときと「青春の続き」のときの高畑充希の印象はまるで違う。
 というより、映画、TV番組、CM、雑誌等、それぞれ出演するたびに、毎回印象が異なる。
 そこが、ワタシを魅了させる一番の理由である。

 最近では、YouTube番組「くろねこチャンネル」に出演したが、このときのリラックスした高畑充希もはじめて見た。
 普段の喋り方は、こんな感じなのかとも思われたのだが、過去作のディスクに収録されているメイキング映像を見ていると、同じ感じではない。
 おそらくは、現場現場で、やや雰囲気が異なるのかと思われる。
 周囲の人々に合わせるタイプで、それによって、雰囲気も変わるのではないだろうか?
(この動画は本日2022年12月31日までの限定公開)

 あと、今月の「リンネル」は高畑充希。

「わたしは真悟」について

 11月初旬、大阪まで「楳図かずお大美術展」を観に行った。
 ワタシは埼玉県在住なので、東京での開催時に行けばよかったのだが、見逃していたのだ。
 同時に、同時期に京都で「アンディウォーホル展」も開かれていたので、それと一緒に行ってきた。

 思い起こせば、楳図かずおを知るきっかけは、これも高畑充希なのだった。
 もちろん、1970年生まれのワタシであるから、「楳図かずお」という名前を知らないわけではなく、うっすら作品も読んでいないわけではない。
 だが、基本的に漫画は一切読まないワタシにとっては、この「楳図かずお」というより、「わたしは真悟」は衝撃的であった。

 繰り返しになるが、「わたしは真悟」という漫画を、高畑充希出演のミュージカルによって、初めて知った。
 だが、実際の舞台、ミュージカル「わたしは真悟」ををリアルに鑑賞したわけではない。
 2019年頃に「ひかりTV」で視聴した。
 配信だったので、録画はできないため2回くらいしか観ていない。
 その後、WOWOWで再放送されたりしたが、それは見逃した。
 思えば、再度観るべきだった。

 ミュージカルそのものについて、きちんとした感想を持ち合わせていない。
 後半はよくわからなかったように思われ、なんとなく終わってしまったという印象なのだ。
 だからこそ、原作を読む機会を得られた。
 原作を読むと、ストーリーの詳細が理解できた。
 はっきり言えば、ミュージカルは原作のオマージュと言うべきで、原作の作画の素晴らしさに比べれば、世界観のわずかな一部を再現しているにすぎない(と思われる)。

 まずは読んでもらうしかないのだが、「わたしは真悟」は漫画の領域を超えている。
 なにより、作画が素晴らしい。

「わたしは真悟」の(私的)世界観

 ここからは、本当に超個人的な個人の感想である。
 読み飛ばしても差し支えない。
 ワタシは、1970年代、茨城県中央部の工業団地内の社宅で育った。
 社宅といっても小さな平屋である。
 その平屋が何軒も並んでいた。
 ワタシにとっての世界はその住宅地と隣接された工場がほぼすべてだった。
 わずかに、買い物に出かけるために親の車(ホンダライフ)に載せられ、下妻市中心部に出かけた。
 祖母の家が東京にあったので、何度か東京に出かけた記憶があるのだが、それも下妻市から最寄りのJR駅であるJR古河駅までは、車で30分以上かかる。
 今思っても相当遠距離である。
 子供にとっては、かなり苦痛の距離であったことが想像される。
 そんな世界で育ったワタシなので、この「わたしは真悟」の世界観をほぼ現実的に受け入れられると言える。
 年少期、おそらくは5歳くらいのある日、ワタシはその住宅地でのほぼ一人の友人と、父親の職場を見に行ったことがある。
 前述の通り、社宅住まいなので、父親は隣接の工場で働いており、だいたいの職場の場所も知っていた。
 だが、当然ながら父親にはその場所には来てはいけないと言われていたのだ。
 ある日、友人と父親の職場を見に行ってみようという話になり、父親との約束は無視して、こっそりと見に行くことになった。
 父親はいわゆるエンジニア、日本語でいうところの設計者であり、工場で働いているといっても、実際の製造に関わっているわけではない。
 工場の裏手にある一室が、父親がいる場所だと聞かされていた。
 初めて行く場所だったのだが、友人とふたりで探索すると、あっさりと窓際の机の前で仕事中の父親に出くわした。
 驚いた父親は、「ここに来てはいけない」というようなことを言い、怒りはしなかったが、すぐに帰るように言われたように記憶している。
 …そんな遠い過去の思い出があるのだが、この「わたしは真悟」の世界は、その1970年代の工場地帯に隣接した下町的な雰囲気に満ち、ページからは鉄くずの匂いがプンプン臭ってくるのである。

「楳図かずお大美術展」を観に行った

 話を現実に戻す。
 今回の「楳図かずお大美術展」の最初のコーナーの縦長のモニターにて、「わたしは真悟」の多数のカットを上映していた。
 幾何学的な線の中にちょこんと「さとる」と「まりん」が佇む口絵は、どれも素晴らしい。

 ミュージカル関連の展示があったかと言えば、まったくなかった。
 わずかに年表に記載があるだけだった。

今後の高畑充希はどうなっていくのか?

 高畑充希の舞台は、ほとんど映像化されていないのだが、このミュージカル「わたしは真悟」だけは、今後もWOWOWで再放送される可能性がある唯一の作品である。
 ぜひ、何かの折に再放送お願いしたい。 

 このミュージカルの上演された2016年12月は、「とと姉ちゃん」の年であり、高畑充希の名前が一気に世間に知れ渡った年でもある。
 高畑充希はその後も舞台「エレクトラ」に出演した。
 朝ドラからのこのような舞台に出るというのは、この人が舞台出演を重視している姿勢がよくわかる。
 同じような状況が、今年である。
 2022年は、ドラマ「ムチャブリ」からはじまり、舞台「奇跡の人」→「ミス・サイゴン」、そして2023年の「宝飾時計」となっている。

 「宝飾時計」以後の活動がきになるばかりなのだが、思い起こせば、2022年は仕事をやりすぎたのではないだろうか?
 先日放送されたNHKEテレ「スイッチインタビュー」は、ニューヨークから帰国した翌日に撮影されたという。
 比較するのもおこがましいが、もしワタシがニューヨークから帰国したならば、翌日はほとんど使い物にならぬ状態で干物状態であろう。
 なのに、高畑充希は、メイクもあるのだろうが、ひときわ輝く表情で、小田切ヒロと対面していた。
 余程、ニューヨークが楽しかったのだろうか?
 とはいえ、物凄いパワーである。

ひとりのファンとしては、あまり急がず、じっくりと仕事をこなしてほしい。
個人的には、映画にもう少し出てほしい。
(プライベートで、いきなり結婚報告とかはやめてほしいが・・・)


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