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潮干狩りと効率化のあいだ

潮干狩りに娘を連れて初めて行ってきました。
体験貧困家庭の父(私)は、当然ながら潮干狩りは初めて。
潮干狩りは勝手に夏にやるもんだと思っていましたが、実際には春がシーズンなんですね。全く知りませんでした。
こういうところにも偏差値至上主義で教育を受けてきた父のお育ちが出てしまいます。
娘のお受験を始めてから、むしろ親の教養不足と生き方の貧困さを感じる日々です。

潮見表とにらめっこし、潮干狩りに必要な物資の調達へ。
ポップアップテントを買ったり、アサリの輸送に保冷剤を買ったりといろいろと面倒で、
準備と片づけだけで大変でした。

潮高10センチというなかなかのコンディションの日にアクアラインに乗って千葉県の潮干狩り場へ。
週末のアクアラインは、浮島ジャンクションあたりで激混みするのが辛いのですが、
それでも1時間強で潮干狩り場につきました。

少し早くついたので、10時過ぎから早めのお弁当をテントの中で食べ、11時から潮干狩り開始。
最初の10分ぐらいはアサリが全く取れなかったのですが、
アサリがたくさんいる場所が何箇所か見つかり、1時間ほどで素人+年少さんでもそれなりの量を取ることができました。
帰る際に、漁協(?)のおじさんに「まだ全然とってないじゃないの?」と言われましたが、
3人家族で食べれる量にも限りがあるのと、4月の浜辺は思ったよりも寒く、早々に退散しました。

家に帰ってからアサリの砂抜きに挑戦。海水を持って帰るペットボトルを忘れるミスをしたので
水道水に食塩をいれて塩水を作りました。
当然ながら、私自身も砂抜きも初体験です。

娘からすると、アサリを取ったことよりも、
砂抜き中にアサリがモゾモゾ動いて、ときどき水を吐くのが一番面白かったらしく、
よっぽど印象深かったのか、後日アサリの砂抜きのおままごとをしていました。

アサリはボンゴレパスタにして美味しくいただきました。
娘もアサリを美味しいと食べてくれました。

なかなかの時間と手間がかかりましたが、潮干狩りは子どもの教育的に非常に価値があるように感じました。

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