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巧緻性と内申点のあいだ

六本木ヒルズに行ってきました。目的はヒルズの春祭り。
六本木ヒルズは年会費無料のクレジットカードを持っていると駐車場が2時間無料なので、車持ちの人には近づきやすい場所です。
以前は、「ヒルズに車で乗り付けるのは高級外車ばかり」というイメージだったのですが、実際には、国産車も多く、
中には軽自動車で来る人もたくさんいます。

ヒルズの季節のイベントは「伝統芸能が無料で近くで見れる&そんなに混んでいない」のと「工作ワークショップが充実」という特長があります。
今回は、長唄や阿波踊りを近くで見ることができました。
こういった伝統芸能はとりあえず見てみるというスタンスで臨んでいます。

工作ワークショップは、ボーネルンドで粘土を使った桜の木を作りました。
父はお受験を開始してから、「工作ワークショップを見かけたら数千円の参加費をためらわずに参加」という誓いをたてています。
巧緻性は、手を動かした時間や蓄積が勝負だと思っているのですが、巧緻性に乏しい父ではなかなか適切な指導もできず、
ワークショップは大変貴重な機会だと思っています。

以前は、「え、参加費2000円?金とるの?」という反応だったのですが、
今は、「え、参加費2000円?材料費考えたらタダみたいなものじゃん」という反応に変わってきました。

父(私)は巧緻性に対して苦手意識が強くあります。体験貧困家庭だったのでワークショップに参加した記憶もありません。
私は高校受験だったのですが、中学で主要科目以外の内申点が振るわなかったことに対して、
20年以上がたった今でも、なんとも言えない気持ちを持っています。

私の父母が教育熱心であれば巧緻性も高まり、内申点も向上して、私の人生も変わったのでしょうか。
娘が粘土で作った桜の木は大事に居間に飾っています。

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