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【筑駒 地域振興研究会】 公式 note を開設しました!

こんにちは! 私たちは、筑駒中高で活動している、地域振興研究会という同好会です。
振興研は2021年6月に設立された団体で、今月で2周年を迎えることから、このほど記念として公式 note を開設することになりました!

この note では、日々の活動の中で会員が作成したレポート等を記事化して公開したり、会の活動に関する記事を書いたりしたいと考えております。

開設に際して、現職の高校会長(高1)からコメントを頂いております。


皆様こんにちは。この度は私たち地域振興研究会のnoteを見て頂きありがとうございます。
このnoteでは、会や会員が行っている活動や研究の内容を中心に、地方やその問題について私たちなりの視点で考えた記事を投稿していこうと思います。私自身会員の研究を見て「これを会の中に留めておくのはもったいないな」と常々感じていたので、創立2周年という節目で多くの方に見て頂けることは大変嬉しいです。拙い文章かとは思いますが、温かい目で見守ってくだされば幸いです。

令和5年6月1日  高校会長  竹馬(仮名)



さて、今回は初回ということで、「地域振興研究会は、どのような目標で、どういった活動をしているのか」という点について、過去の文化祭展示から抜粋して紹介いたします。

振興研が駒場で果たす役割

[寄稿]Pen name:  藤倉かずま(仮名)-前高校会長, 現高2

私たち地域振興研究会(通称:振興研)は、2021年6月に、主に73期(現高2)と74期(現高1)の生徒有志が中心となって設立された同好会です。現在は、高2から中1まで計53人の会員が所属しています。
「地域振興」を一つの軸として、社会科分野全般に関する研究発表をはじめ、東京近郊への日帰りツアーや地域でのフィールドワーク、地域振興に携わるOBの皆様との交流会など、幅広い活動を手掛けています。

会員と顧問の集合写真(今年3月、新入生入会前)

振興研は、その活動の目標として、「地方の未来について考える」ことを掲げています。現在、日本の地方を取り巻く現状は厳しく、地域の「衰退」「消滅」といった言葉が叫ばれています。古くから都市と地方は相互に関わり合いながら発展してきたものであり、地方の問題は大都市に住む我々にとっても無縁な話ではありません。問題の解決には、幅広い立場の人々が当事者意識をもって知見を深め、議論を続けていくことが重要です。
一方、私たち筑駒生は、通学区域の関係で全員が大都市に居住しているため、地方に目を向ける機会がどうしても少なくなりがちです。そこで、振興研という拠点を通して生徒が互いに影響し合うことで、東京中心に偏った私たちの視野を広げ、日本全体に目を向けられる人間となる必要があるのです。

定住者がいなくなり、自然に還りつつある山村集落

振興研は、私 藤倉が中心となって中1の頃から行ってきた「秋川ツアー」、すなわち東京都の秋川流域(あきる野市・檜原村)に焦点を当てた日帰り旅行を始まりとしています。都内に残る長閑な風景を眺めながら、地方について思いを馳せてほしいという願いを込めて始めた活動です。ただ、参加者の増加とともに、秋川という枠に囚われない活動をしたいとの声も高まり、各会員の自主性に委ねた「同好会」として、ちょうど2年前の6月に振興研の設立を行う運びとなりました。
地方が大きな岐路に立たされているこの令和の時代を、私たちはどのように生きていくべきか。将来、自分の能力を発揮する選択肢の一つに「地域振興」を加えることはできないか。これを考えるのが、わが振興研の最終的な目標です。

OBの皆様との交流会

とはいえ、何を学ぶにせよ、まずは肩の力を抜いて様々なところに興味を持つのが一番です。活動を通して津々浦々の地域を調べたり、現地を訪れて風土や人と触れ合ったり、得られた発見を他の会員と共有したりと、「地域振興」にまつわる多様な活動を続ける中で、自然と地方のことに興味を持てるような団体を作っていければと思います。



ここまでお付き合いいだたきありがとうございました。
近日中に、早速第一弾の記事が公開されますので、ぜひご一読ください!

今後とも、地域振興研究会をよろしくお願いいたします。

振興研の公式Twitterはこちらから▽

2023.06 地域振興研究会 創立2周年記念事業
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