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私は怖い話や心霊話などは大好きだが、あくまで怖がって楽しんでいるだけにすぎない。幽霊な…
現在ミステリ講座の準備をみこちゃんと進めている。 そんなおり、みこちゃんがすごいものを作…
現在中学一年生の息子は、私立の中高一貫校に通っている。 公立中学とは学習のカリキュラ…
三年前、母が他界した。 癌だった。まだ八十歳前半で頭もしっかりしていたので、当時私は…
「ん? ▲9八玉じゃ詰んでしまうかな? ▲9七玉にしとこう」 とある将棋道場で対局中、相…
僕の名前は吉川翔太。公立小学校に通う小学4年生だ。 今日は夏休み最後の8月31日。僕は大変困っている。もう絶望的なまでに困っている。 なにに困っているかと言えば、当然夏休みの宿題だ。夏休みの自由研究は全然できていないし、国語算数理科社会の問題集も1ページもやっていない。 こんな状況で徹夜して宿題を終えることができるのだろうかと思うのだが、お父さんとお母さんに手伝ってもらっても、100%無理だと思う。 ここまで書けばわかってもらえると思うのだけど、つまり、絶望的な状況
親譲りの馬鹿野郎で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分全校式の厳粛な雰囲気の…
一 ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになって…
僕が体験した話です。 いつも行ってる将棋センターが火事になったと聞き、近所に住んでい…
大学の先輩から聞いた話をします。 大学将棋部の部室は、対局者が外部からの雑音などに煩…
これは私が大学時代に聞いた話です。 私たちの大学のグラウンドは、○○大学グラウンドと…
二十年ぶりの故郷のベンチに一人座り、私はうなだれていた。 会社が倒産した。 創業から…
博多着の東海道新幹線「のぞみ」が東京駅から出発するのは朝九時のことだった。 その日、村山は大阪で大切な仕事があった。彼は本社渋谷区のIT会社に勤めるエンジニアである。 一ヶ月前、部長の上野が村山に言った。 「村山君、新製品の説明をするために、大阪に出張してもらえるかな?」 村山は新製品開発チームのプロジェクトリーダーだった。そのため大阪支社の人間に、完成間近の新製品を説明する必要があった。 平日の朝なら新幹線も混んでいない。わざわざ指定席にしなくても、少し早めに1号