指定席。

なぜだろう 君は
私のことを自分のことのように言う

私が褒められると
まるで自分が褒められているかのように

私が質問されると
まるで自分が聞かれているかのように

アルコールで饒舌な君
いつもと違う君を見ているようで
なんだか嬉しくて 愛しくて


君は何を思っているんだろう

君は何を感じているんだろう

君にしか分からないことだけど
その世界を少しでも知ることが出来るなら


君から伝えられる私は
どんな形をしているんだろうね

君から作り出される私は
どんな風に彩られているんだろう


君の行動に意味を探すことは
とっくの昔に諦めたこと

それでもね 君の言葉や態度は
今でも私を目覚めさせるんだよ


私は…

今でも君のものなんだ って

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