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【JMS#01】自己満足。意外とこの企画楽しいかも♪

【塗る活】用にと、ひと山2000円くらいで箱買いしたジャンクミニカー。でもたぶん、もう塗らないのですが、このまま物置に眠らせたり廃棄するのも勿体ないので、じっくり眺めてみようと思います。名付けて「MONO-OKI JUNK MOTOR SHOW」、行き当たりばったりで開幕です。


◉HOT WHEELS<FLYING COLORS SERIES>
「Ramblin' Wrecker」(1975)

HOT WHEELS<Flying Colors SERIES>「Ramblin' Wrecker」(1975)TOY Number:7659 MADE IN HONG-KONG

"ミスター・ホットウィール"と呼ばれた男、ラリー・ウッドさんの手によるオリジナルデザインのレッカー車。製造は香港となっています。内装とウィンドウの色からして一番最初に販売されたバージョンだと思われます。
荷台のクレーンは壊れて、白い車体もウィンドウも黒と蛍光ピンクの塗料をやたらめったら塗りたくられており、原形をとどめていません。たぶんお子様の仕業でしょう。フロントグリルやステップ部分のメッキも剥げきっていますね(2009年にタイ製や中国製で復活したときはシャーシ部分が金属製に変更されています)。サイドウォールに赤いラインが入ったタイヤは、この車が1973~1977年の間に販売された一台だということを教えてくれます。ある意味、50年の重みを感じる一台!

もともとはたぶんこの仕上げのマシンです。
デザイナー、ラリーの名前が入っててイカします

◉HOT WHEELS<HEAT FLEET SERIES>
「POLICE CRUISER」(1997)

HOT WHEELS<HEAT FLEET SERIES>「POLICE CRUISER」(1997)
TOY Number:16910 MADE IN MALAYSIA

パトカーだったとは予想外! ルーフの部分にスリットがあったので、ここに何かハマってたんだろうとは思っていましたが、パトライトだったんですね。現実の世界ではありえない、ファイアパターンのパトカーですが、もともとオーストラリアのホールデンというメーカーの「コモドア」という車がモデルになっているようで、フロントグリル形状からするとVPかVNというグレードのやつかなと。
ボディの緑とシャーシや内装の紫が、まるでエヴァ初号機のように見えますが、タイミング的にエヴァ放送の2年後くらいなので「意識した」に3000点賭けたいと思います。
発売は1997年ですが金型は1989年に作られたものが使われています。

写真では青みが強く出ちゃうのですがしっかりエヴァパープルです。
ホイールの違う4タイプが販売されていたようですね

◉HOT WHEELS<McDonald's TEAM HOT WHEELS SERIES>
「ASPHALT ASSAULT」(2012)

HOT WHEELS<McDonald's TEAM HOT WHEELS SERIES>「ASPHALT ASSAULT」(2012)
TOY Number:---- MADE IN VIETNAM

蛍光がちなオレンジボディにエンジンが覗けるボンネット、これ見よがしのでっかいリアウイングとやたらド派手な一台は、2012年のマクドナルド・ハッピーセットのオマケ車だったようです(VIETNAMのマクド?)。
実際はこんな感じでシールもたくさん貼ってあったようですが、

ボディの左右でステッカーのデザインも違います。
ハッピーセットクオリティなのでタンポ印刷じゃなくシールなんでしょうね

時が経ち、全てのシールが剥がれてシンプルな出で立ちになっていますね。ただシールが無いだけでボディ自体は傷も少なくとっても綺麗です。アイテムとしては2004年に誕生しており、たくさんのバリエーションが出ていますが、オレンジに不透明緑のウィンドウの組み合わせはどうやら、このマクド案件版のみのようですね。モチーフになった車は明らかにされていませんが、Zやセリカ、ランエボなど日本車のチューンドカーの雰囲気を醸し出していますよね。


◉HOT WHEELS<McDonald's>
「RONALD NASCAR」(1998)

HOT WHEELS<McDonald's>「RONALD NASCAR」(1998)
OY Number:---- MADE IN CHINA

こちらもマクドのプライズ品。ややぬめっとした赤いボディには、にこやかなロナルドの笑顔が! ロナルドの痛車という仕上がりになっていますが一応NASCARマシンみたいです。実際にNASCARにマクドがスポンサードするマシンはあるみたいですが、ロナルドがボンネットで二ヤリとしているカラーリングのマシンはググっても出てこないですね。というかレース中にバックミラーにこれが見えたら肝が冷えそう。

こちらもラリー・ウッドが1998年にデザインした「トーラス・ストッカー」というモデルを使いまわしています。ロナルドや天井のゼッケン94はタンポ印刷で残っていますが、それ以外は別途シールがもらえたようで、自分の好きなように貼ることができたそうです。それは結構楽しいかも。

この側面のゼッケンやブランドロゴなどは全てシールシートで別配布されてたそうです
俯瞰アングルで。なかなかインパクトあります。怖いって

もともと値打ちのあるアイテムでもないですし、二束三文のジャンク品なんで、ともすれば見向きもせずに廃棄しちゃうかもしれないミニカーたちですが、こんふうにじっくり眺めると、いろんな発見もあって面白いなと思いました。相当に自己満足な企画ですが、引き続き楽しみます(笑)

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